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11.212016
[V-Ray] V-Ray for MODO 3.40.02 アップデートがリリース。MODO 10.2v1 を正式サポート、VRay_alSurface搭載他
V-Ray 3.40.02 アップデートがリリースされました。 主に MODO 10.2v1 の公式サポートといくつかの新機能 (レンダーマスク機能、V-Ray Aerial perspective、V-Ray alSurface マテリアル(BETA))の追加、および不具合修正です。
ダウンロードはこちらからから (ChaosGroup.comにログインしてからクリック)
V-Ray for MODO Build 3.40.02 (15.11.2016)
全体
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(*) MODO 10.2v1 を正式サポート
一般:
(*) シーンで読み込んでいるV-Rayのアセットファイル(.vrmesh)を.lxoと同じディレクトリにまとめて出力するコマンドを追加。このコマンドは V-Ray メニューからアクセスできます。
(*) 見つからない参照ファイルを再リンクするRe-Linkコマンドを追加。このコマンドは V-Ray メニューからアクセスできます。
レンダー設定:
(*) レンダーマスク機能を追加
V-Ray Atmospheres:
(*) V-Ray Aerial perspective (空気遠近法)を追加
V-Ray Materials:
(*) V-Ray alSurface マテリアルを追加 (なおVRayalSurface は現在ベータ版です)
改良された機能
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Geometry:
(*) プロシージャメッシュ(Gear, Rock, emReader)等のチャンネルアニメーションをサポート
(*) メッシュインスタンスアイテムの “デフォーメーション許可”オプションをサポート
Lights:
(*) エリアライトでMODOの”反射レイに可視”オプションを V-RayLightパッケージ側の “Affect Reflections” オプションでコントロールするように変更
(*) V-Ray Sun/Skyパッケージに “blend angle” および “horizon offset” オプションを追加
(*) DomeライトおよびIESライトにフォトン/コースティクス放射オプションを追加
MODO マテリアル:
(*) Unity/Unreal マテリアルでラウンドエッジをサポート。
MODO テクスチャー”
(*) グラデーションテクスチャーの Slope および Slope(Undisplaced)入力がMODOレンダラーと同じ結果となるように修正されました
レンダリング:
(*) VRayでアニメーションレンダリング時に複数のフレーム範囲を指定可能になりました。このオプションは Render アイテムもしくは、V-Rayメニュー >> “Render animation with V-Ray” もしくは “Render with V-Ray Standalone” コマンド実行時に表示されます。
(*) レンダーパスのレンダリングをサポート。このオプションはV-Rayメニュー >> “Render with V-Ray” もしくは “Render animation with V-Ray”実行時に表示されます。
(*) “Render with V-Ray” および “Render animation with V-Ray” コマンド実行時にイメージファイル出力するイメージパス、ファイル名、フォーマットを指定できるオプションを追加
(*) .vrscene ファイルの出力を途中キャンセルをサポート
(*) 圧縮レベルを引き下げる事でDR/Standaloneレンダリング時の .vrscene 出力がスピードアップ。圧縮レベルを引き下げた事でvrsceneサイズが前バージョンより3%程増えていますが、出力時間は3倍になっています。
(*) Windowsのマルチプロセッサ環境にて1以上のプロセッサグループを利用できるようになりました。(64スレッド以上をフルに利用します)
Render with V-Ray Standalone:
(*) .vrsceneファイルだけ出力し VRay Standaloneを実行しないオプションを追加
Render elements:
(*) probabilistic lighting使用時に light select element が正しく動作するようになりました
レンダリング設定:
(*) V-Rayレンダリングの様々なステージでコマンドを実行するプレ処理コマンド機能を追加。プレ処理コマンドは MODO Renderアイテムの”フレーム”タブ内に追加れています。なお pre translate コマンドは V-Ray RTを実行するか、vrsceneファイルを出力する前にのみ処理されます。
(*) ダイナミックメモリーの上限を指定可能になりました。デフォルトは 0 (無制限) です。
リプリケーター:
(*) V-Ray for MODOにリプリケーターがアニメーションしない事を伝えるオプションを追加。このオプションにより処理が高速になります。オプションはV-Ray Motion Sampleパッケージの “This Replicator is Animated” オプションとしてアクセスできます。
RT GPU:
(*) ラウンドエッジをサポート
(*) V-Rayツールバーから RT GPU を開始するオプションを追加。Start RT ボタンをCtrlクリックするか、ボタンを右クリックしポップアップメニューから選択する事ができます。
RTの更新:
(*) V-Ray RT セッションでプロシージャメッシュ(Gear, Rock, emReader)等のチャンネルアニメーションの更新が正しく検知されます。
V-Rayジオメトリプロパティ:
(*) MODOのFurマテリアルで生成されるヘアーに対してレンダリング時にアダプティブな細分化を加える”adaptive curve tessellation”オプションを追加
(*) Mesh Curve および MODOのFurマテリアルで生成されるヘアーに最小ピクセル幅”Min pixel width”オプションを追加
V-Rayマテリアル:
(*) MODOマテリアルの”マテリアル(反射)”および”テクスチャーレイヤー”タブに、簡単にV-Rayのマテリアル変換するポップアップメニューを追加
V-Ray Proxy:
(*) material/part/selection tag をMODOに伝える機能を有効/無効にできるオプションを追加。MODOヘのレポートを無効にするとビューポートパフォーマンスが向上しますが、タグへの接続がMODOに伝えられないのでMODOの”使用していないタグを除去”等のコマンドで必要なVRayタグが削除されます。
.vrscene読み込み:
(*) vrsceneで参照されている見つからないアセットファイルへの再リンク機能を追加
その他不具合の修正