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9.162016
[3dsMax] Chaos Group は Phoenix FD 3.0 for Autodesk 3ds Max リリース
Chaos Group は多様な流体をサポートした流体シミュレーションプラグインのメジャーアップグレード Phoenix FD 3.0 for 3ds Max をリリース致しました。新しく追加された”FLIP液体ソルバ”や改良された”炎・煙ソルバ”によってPhoenix FDのディテール表現は強化され、説得力のあるリアリズムをシーンに加えます。
Phoenix FD 3.0 for 3dsMaxはv2.0と比較して、全面的な改修が加えられており、新しい直感的なコントロール、シーンを簡単にセットアップできるプリセット、ファイナルレンダリングに匹敵するリアルタイムプレビュー等、とにかく時間の無い仕事に答えるアップグレードとなっています。
「Phoenix FDは、例えていうならスイスアーミーナイフです。それこそ松明からボトルの水、火山の噴火や大船団まで表現できます」ChaosGroupのPhoenix FD チームリード Svetlin Nikolov氏はこう語ります。「Phoenix FD 3.0 は高度な知識がなくても簡単にフルイドシミュレーションをシーンに追加できる本当にお手軽なツールになっています。」
Phoenix FD 3.0 for 3ds Max の機能ハイライト
海洋シミュレーション
・地平線まで見える海洋 – 繰り返し無しの無限に広い海面を作成
・波打ち際(ビーチ) – 手続き的な波(テクスチャー)をシミュレーションに影響させる事ができます
高度なシミュレーション・コントロール
・FLIP solver – 新しいパーティクルベースのソルバでよりリアルな液体、しぶき、泡、霧の表現が可能になりました。
・改良された炎・煙のソルバ – より自然な煙・炎の巻き込み表現が可能となり、解像度を引き上げる事なくディテール表現も向上しています。
・シミュレーションの接続 – 異なるグリッドを接続したシミュレーションに正式対応しました。キャッシュ容量(メモリ)を大幅に節約できます。
・リファインシミュレーション – 低解像度のシミュレーションの大きな形や動きを損なわずにディテールを増強する事ができます。
・リタイミング – 破錠する事無しにシミュレーションの早回し、スローモーションを計算する事ができます。
・エミッターの強化 – 変形アニメーションするメッシュ、テクスチャーマップ、パーティクル等多様なソースを使う事ができます。
・新しいフォース – スプラインに沿って煙を流すスプラインフォロー、メッシュの形状に引きつけ流体をモーフィングさせるBodyアトラクター等、現場のニーズに合わせた流体表現に対応
パイプライン・インテグレーション
・他のアプリケーションとの高い互換性 – 業界標準の Alembic, Krakatoa, Stoke MX and OpenVDB をサポート
価格と提供に関して
- Phoenix FD 3.0 for 3dsMax は本日より提供開始しています。3ds Max 2012 以降の 3ds Maxをサポートしています。
- Phoenix FD 2.x for 3dsMax ユーザー様にPhoenix FD 3.0 for 3ds Maxは無償アップグレードで提供されます。対象者様は context.wbc ファイルを作成し、ユーザー情報を添えて sales@oakcorp.net までご連絡ください。
- Phoenix FD 3.0 は 2.0 より値下げされます。(日本での販売価格は9月20に掲載致します。)
- Backburner、DeadLine、コマンドラインでのシミュレーションJOBに対応しました。なおシミュレーションマシン毎にシミュレーション・ライセンス(SL)が必要です。
- Phoenix FD 3.0 for 3ds Maxは 標準で 1GUI / 1SL です。1GUI / 5SL のお得なセットも販売されます。