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12.152014
ChaosGroupが VRayScannedMtl のサンプルシーンを公開
ChaosGroupが VRayScannedMtl のサンプルシーンを公開しました。 VRayScannedMtl は先日リリースされた V-Ray 3.0 SP1 for 3dsMax に同梱されています。
VRayScannedMtlを利用するには別売のライセンスが必要ですが、サンプルシーンはライセンスが無くてもレンダリングは可能です。
VRayScannedMtlはスキャンされたBRDFマテリアルデータ (.mtsc) を読み込みレンダリングするマテリアルです。.mtsc データは、ChaosGroup内製のマテリアルスキャナーとマテリアルクリエーターで生成されます。
スキャンマテリアルは現実世界の物理的なマテリアルを計測して、それをそのまま再現します。V-Rayのスキャンマテリアルは単一ポイントのBRDFではなく、領域のBRDF(表面のテクスチャー)も格納し再現する事ができます。
なお、VRayScannedMtlはアーティストが後から細かく反射率やテクスチャを変更する事ができません(あくまでスキャンデータを忠実に再現するだけです)、主に工業製品のマテリアルを忠実にシミュレーションする用途を対象としています。
VRayScannedMtl(スキャンサービス、マテリアルライブラリー)に関しては近日中にChaosGroupが公式アナウンスが行われる予定です。
ぜひクリックしてフル解像度でディテールを確認してみてください。
サンプルシーン(BRDFマテリアルデータ (.mtsc) 含む)は以下よりダウンロード可能です。
https://confluence.chaosgroup.com/display/VRAY3/VRayScannedMtl
(弊社V-RayサポートページにもVRayScannedMtlの日本語ドキュメントを追加してあります。)