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V-Ray 3.0 for Maya リリース候補版リリース (発売日が延期)

ChaosGroupは本年の3月より V-Ray 3.0 for Mayaのパブリックベータを行なっておりますが、 本日「V-Ray 3.0 for Maya リリース候補版(RC)」を提供開始しました。パブリックベータを申請いただいたユーザー様はChaosGroupのアカウントからダウンロードいただけます。

なお、V-Ray 3.0 for Mayaの販売予定が当初の 8月から数ヶ月延期となりました。パブリックベータのライセンスは 9月1日付けでライセンスが切れますが、この発売延期に合わせてベータのライセンスも延長されます。ライセンスの延長を希望される場合は、ユーザー情報とドングル更新用ファイル(context.wbc)を support@chaosgroup.com まで送付してください。

なお2014年3月20日以降にV-Ray for Mayaを購入いただいたユーザーは3.0へ無償アップグレードとなります。

V-Ray for Maya 3.0 RC (26 August 2014)
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新機能:
(*) V-Ray RT/CPU: Embree レイトレーシングアクセラレーター機能を追加

改良された昨日:
(*) .vrscene ファイルに V-Rayのバージョンを記述するようにしました。
(*) コマンドラインオプション “-displayOCIO” と環境変数 “VRAY_VFB_OCIO” を追加。こちらでV-RayVFBのOCIOカラー補正をデフォルトで適用する事ができます。
(*) VFB: VFBからイメージを保存する際に、SAVEボタンの長押しで”現在のチャンネルを保存”、”全チャンネルを個別ファイル保存”、”全チャンネルを単一ファイル保存”から選択する事ができます。
(*) VFB: VFBから8bitフォーマット(PNG, JPG etc)で保存する場合、VFBのカラー補正(sRGB, LUT etc)が適用されます。
(*) VFB: VFB右上のレンダリング実行アイコンを右クリックする事でレンダリングカメラを選択する事ができます。
(*) GLSL: 次の新しいビルトインの関数を追加: sinh, cosh, tanh, frexp, lit, fresnel;
(*) VRayVolumeGrid: (FumeFXからField3D経由でキャッシュファイルを読み込む場合に)FumeFXのレンダリングをできる限り近似できるように新しいレンダリングコントロールパラメーターを追加
(*) VRayMtl: GGX BRDF アルゴリズムを追加
(*) VRayCarPaintMtl and VRayFlakesMtl: 反射深度の上限 (depth limit)パラメーターを追加
(*) ProxyファイルをMayaのFilePathEditorで編集可能になりました
(*) XGen: エクスプレッションを経由してXGenアーカイプのカラーアニメーションをサポート
(*) V-Rayスタンドアローン(vray.exe)をサーバーモードで起動した場合にtempフォルダにログを出力します。
(*) 見つからない参照ファイルが存在する場合レンダリングを行わない機能(Abort rendering on missing asset)が、GIキャッシュファイルも考慮するようになりました。
(*) VRayToon, VRayDirt, VRayDistance等”セット”を使って含む/除外を指定する機能のUIを改良(ボタンでセットを呼び出せます。)
(*) V-rayシェルフを追加 (作成>>VRayのコマンドをシェルフから簡単にアクセスできます)
(*) V-Rayのログにシーンに存在するライトの数を出力します。
(*) プログレッシブレンダリングとレンダーマスクを使用した場合、以前より効率的に計算するように改善
(*) 同じテクスチャーを使用するrectangle lightsが複数存在するケースでのメモリの消費量を縮小
(*) VRayObjectPropertiesノードに”Skip render”アトリビュートを追加
(*) OpenSubdivのアトリビュート名をV-Ray標準のものと異なっていたのを調整
(*) レンダーマスクを有効化した際に常にフレームバッファをクリアするように変更
(*) multi-partタイプのOpenEXRイメージを出力可能
(*) OpenEXRのライブラリーを2.2.0に更新。(DWAA and DWAB lossy compressionをサポート)
(*) レンダー設定 >> “Post translate python script”にポップアップメニューを追加

(*) V-Ray RT GPU: 可能な限りアンチエイリアスフィルタの設定を考慮するようになりました。

(*) ply2vrmesh: 2つ以上の .vrmesh を1つの .vrmesh に結合するオプションを追加
(*) vrimg2exr: -info オプションでファイルの書込み状態をプリントします。

なお、V-Ray 3.0 より ChaosGroupはライセンス内容、販売価格を変更致します。(詳細は以下)

V-Ray 3.0 for Maya パブリックベータの詳細はこちらへ

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