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6.72016
V-Ray 3.40 for Maya [SP4] がリリース!デノイザー搭載で50%スピードアップ!
ChaosGroupはautodesk社 Maya 用のレイトレース・レンダリングシステム「V-Ray」の最新バージョン “V-Ray 3.40.01 (SP4)” をリリース致しました。
このアップデートは既存3.0ユーザー様には無償で提供されます。今直ぐChaosGroup.comのアカウントからダウンロードいただけます。
V-Ray 3.4 for Maya では、新しく「V-Ray Denoiser(V-Rayデノイザー)」を追加。また Maya 2016 Extension 2 を正式サポートしています。
V-Ray Denoiser (デノイザー)
V-Ray 3.40では自動的にノイズを除去する新しいV-Ray Denoiser (デノイザー)機能が追加されました。この機能を使う事である程度ノイズのある状態でレンダリングを完了する事が可能で、ノイズが消えるまでサンプルする時間を考慮するとこれまでの50%以上高速にレンダリングを完了させる事ができます。V-Ray Denoiser (デノイザー)は非破壊でノイズを削減していないRGBもこれまで通り出力します。
プログレッシブサンプラーを使用する場合、デノイズ出力を定期的に更新する事が可能です。スタンドアロン型のデノイザープログラムを同梱しており、アニメーション(シーケンスファイル)のフレームをブレンドさせたデノイズ処理もサポートしています。
Maya 2016 Extension 2 を正式サポート
V-Ray 3.4 では Maya 2016 Extension 2 を正式サポートし、新しいレンダーレイヤーおよびモーショングラフィックスツールをサポートしています。
V-Ray GPUレンダリングの改良
- バンプマップへのプロシージャルテクスチャーをサポート
Aerial Perspectiveの改良
- atmospheric haze(大気による霞)のカラーを任意にセットする事ができます
ライトキャッシュGIの高速化
- ライトキャッシュにDiffuseカラー要素を格納する事で、ライトキャッシュ使用時のGI計算を15%高速化
新テクスチャー
- VRayMultiSubtexをMayaでも提供(3ds max版と同じ物)
V-Ray RT の更新
- RTレンダーを再スタートせずにレンダリング範囲を変更する事ができます
その他更新、不具合の修正多数
全てのリリースノートは弊社 V-Ray サポートページ (購入時にemailにて案内、要ログイン)を参照ください。