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3.202014
V-Ray 2.0 SP1 for SketchUp アップデート提供開始
ChaosGroupは2014年3月19日付けでSketchUp用V-Rayの最新アップデート「V-Ray 2.0 SP1 for SketchUp」を提供開始しました。
V-Ray 2.0 for SketchUpユーザー様は無償でアップデートいただけます。ダウンロードはChaosGroupアカウントよりお願い致します。
V-Ray 2.0 SP1 for SketchUpの主な変更点:
新機能
- SketchUp 2014をサポート
- バッチレンダリングツールを提供。SketchUpのシーンタブ(マルチカメラアングル)を1クリックでレンダリングする事ができます
- メッシュ出力を最適化する為に、VRayプロクシー生成時に .VRMesh と一緒に SketchUpファイルも保存するようになりました
- RTレンダリング中にRTボタンをクリックするとシーンをリフレッシュするようになりました
- 同梱のChaosGroupライセンスサーバーを3.0に更新
改良された機能
- 発光レイヤー(emissive layer)に透過度の強さ(“multiply by opacity”)パラメーターを追加
- Standardマテリアル デフォルトの最大深度値を最適化
- Standardマテリアルに新しく”VRayBRDF”レイヤーを追加できるようになりました。VRayMtlをそのままレイヤーにした物で、このレイヤーだけで Diffuse/Reflection/Refraction を管理できます
- TexStucco, SunLight, VRay BRDF, TexMix, TexCellular, TexTiles, TexCloth 等のV-RayShaderデフォルト設定を最適化
- V-RaySketchUpで利用できないVFBチャンネルを非表示にしました
- レンダリング設定 >> System ロールアウトに Default Geometry パラメーターが追加され、初期設定では”Auto”にセットされます。これは グループやインスタンスを自動的にダイナミックオブジェクトとして扱う事を意味し、メモリの消費を抑えます。いわゆる自動Proxy化と言った機能で、32bit版しかないSketchUpでは大きな威力を発揮するでしょう
- デバグメニューにテクスチャーキャッシュを全て削除する機能を追加
- ユーザーが任意でカラーをセットしていない場合、MaterialIDが自動的に割り当てられるようになりました
- SketchUpからUV情報が得られない場合、V-Rayは非常にシンプルなデフォルトUVを加えるようになりました
- Diffuseレイヤーの”GI Transparency Cutoff”デフォルト値を 0.3 から 0.5 に変更
- オーバーライドを許可(“Can be overridden”)オプションをMtlToon, Mtl2Sided, MtlSkp2Sided, MtlAngleBlend に追加
- プロクシー出力時に “Automatically create proxies”を選択しなくても .skp バージョンが出力されるようになりました
- RTレンダリングを停止するタイミングを「時間」「ノイズしきい値」「最大サンプリングレベル」で指定できるようになりました
- レンダリング設定にある”Default Displacement”で上書きセットする事が可能になりました
- VRay Materialおよび VRayBRDFレイヤーでフレネル反射のオプションをデフォルトで有効としました
- Mac OSX版ではDR用サーバーをクリックで起動するプログラム”XMLDRSpawner.app”を追加。ターミナルからコマンドを打ち込んで起動する必要が無くなりました
- マテリアルエディタのプレビューに、サブレイヤーやテクスチャー編集時にもフルのマテリアルでレンダリングするオプションを追加