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Chaos Enscape 4.20.0 がリリース

Enscape 4.20.0 リリース:構図グリッドの全画面表示とレンダラーリセットに対応(Windows/macOS)

Chaos 社より、リアルタイムレンダラー Enscape 4.20.0 がリリースされました。本記事では Windows 版・macOS 版のリリースノートを一体化してご紹介します。

ダウンロード
Enscape 4.20.0 for Windows
Enscape 4.20.0 for macOS

各項目の先頭に対応プラットフォームを表示しています: Windows / Mac 共通、 Windows Windows のみ、 Mac macOS のみ。

改善点

  • Windows / Mac Composition Gridlines(構図グリッド): グリッドオーバーレイを、これまでの Video Editor 内だけでなくビューポート全体で有効にできるようになりました。レンダラーのツールバーを折りたたんだ状態でもオプションにアクセスできます。
    Composition Gridlines
  • Windows / Mac Renderer Reset(レンダラーのリセット): General Settings[一般設定]からレンダラーの状態をリセットできるようになりました。シェーダーおよびパイプラインのキャッシュと保存された構成をクリアするため、グラフィックスドライバー起因の問題を再インストールなしで解消できます。
    Renderer Reset
  • Windows / Mac Light Management[ライト管理]: 平行投影(Orthographic)モードでライトへテレポートする際、瞬間的なスナップではなくスムーズな移動になりました。透視投影(Perspective)モードでの挙動と統一されています。
  • Windows / Mac Color Management[カラーマネジメント]: レンダリング画像に標準の sRGB カラープロファイルが埋め込まれるようになりました。手動でプロファイルを設定しなくても、ポストプロダクションで色が一貫します。
  • Windows / Mac Export File Replacement(書き出しファイルの置き換え): 出力先フォルダーに同名ファイルが存在する場合、ファイル名にインデックスが付加される代わりに、既存ファイルを置き換えるかどうかを選択できるようになりました。
  • Windows Revit: 中〜大規模プロジェクトでのライブ更新が大幅に高速化しました。Enscape が必要な要素のみを分離し、ジオメトリバッファーを事前に確保するようになったため、編集後の待ち時間が短縮されます。
  • Windows CAD Communication(CAD との通信): Enscape が CAD の応答を待っている間に表示されるメッセージに、対象アプリケーション名が表示され、ダイアログが開いていないか確認を促すようになりました。
  • Mac Archicad: Archicad 29 のメニューがダークモードに対応しました。

不具合修正

Windows / Mac 共通

  • SketchUp: Enscape 4.19 へ更新後、一部のマテリアルが白飛びしたり透明に表示される問題を修正しました。
  • Asset Library[アセットライブラリ]: Chaos Cosmos サービスが停止している状態で Asset Library を開くとクラッシュする問題を修正しました。原因が表示され、サービス起動後に自動的に認識されるようになりました。
  • Asset Library[アセットライブラリ]: ローカル通信がプロキシサーバー経由になる環境で、Asset Library が空のままになる問題を修正しました。
  • Rendering[レンダリング]: 静止画レンダリング時に Synchronize Views[ビューの同期]設定が無視され、レンダリング結果が CAD のビューと異なる問題を修正しました。
  • BIM Information[BIM 情報]: BIM 情報がない旨のメッセージが表示されず、BIM Information パネルが空白のままになる問題を修正しました。
  • Chaos Assistant: Chaos Assistant からアセットをドラッグした際に、未保存の変更に関するダイアログが複数回表示される問題を修正しました。
  • Materials[マテリアル]: マテリアルを短時間に連続変更すると Enscape が応答しなくなる問題を修正しました。
  • Export[書き出し]: Export ウィンドウを閉じるとカスタム書き出しパスが失われる問題を修正しました。
  • Artificial Lighting[人工照明]: 人工照明の安定性および描画精度に関する問題を修正しました。
  • Sky[空]: サブサンプリングが有効な場合に空のレンダリングにアーティファクトが発生する問題を修正しました。
  • Stability[安定性]: 先行するエラーの処理中に例外ハンドラーが失敗した場合に発生し得るクラッシュを修正しました。
  • Ray Tracing[レイトレーシング]: アニメーションを含むコンテンツで影が正しく更新されない場合がある問題を修正しました。

Windows のみ

  • Standalone Export(スタンドアロン書き出し): 保存済みビューがないプロジェクトを、ローカルまたはクラウドのスタンドアロンとして書き出せない問題を修正しました。
  • Envision Live Link: レンダラーのビューポートをクリックした後も Envision Live Link のドロップダウンが表示されたままになる問題を修正しました。
  • Asset Brush[アセットブラシ]: カメラ移動後にアセットの配置とブラシがマウスに追従しなくなる問題を修正しました。
  • Chaos Cosmos: 旧バージョンの Chaos Cosmos Browser と併用した際に Enscape がクラッシュする問題を修正しました。
  • General Settings[一般設定]: グラフィックスドライバーが古い旨の通知のテキスト配置を修正しました。
  • Navigation[ナビゲーション]: 矢印キーを 1 回押しただけでカメラが動き続ける問題を修正しました。
  • Light Management[ライト管理]: Visible Only[表示中のみ]モードで、ライトを選択するまでライトアイコンが表示されない問題を修正しました。
  • Grass[草]: シーン最下部に配置された平面に草がレンダリングされない問題を修正しました。
  • VR: 片方の目でのみオクルージョンが発生する領域について、VR およびステレオレンダリング時のちらつきを軽減しました。
  • Installer[インストーラー]: インストールパスに非ラテン文字や Unicode 文字が含まれる場合に、Archicad および Vectorworks プラグインのインストールが失敗する問題を修正しました。

既知の問題

  • Windows / Mac Navigation[ナビゲーション]: 平行投影ビューでは、W/S キーによる Y 軸方向の移動が認識されません。
  • Windows / Mac Performance[パフォーマンス]: 一部のシーンでモデルのジオメトリデータが繰り返し再割り当てされ、レンダリングが遅くなる場合があります。
  • Windows Revit: .vrscene の書き出し時に、手すりおよびライン系ファミリのジオメトリが含まれません。
  • Windows Vectorworks: Enscape の実行中に Data Visualization[データビジュアライゼーション]を作成・編集すると、Vectorworks がクラッシュする場合があります。
  • Mac Chaos Notification Center: Notification Center が必要としないシステム権限を Enscape が要求します。

 

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