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Chaos Veras 4.0 新レンダリングエンジンでバナナ級進化

建築家向けのAIアイデア出し/ビジュアライゼーションツール Chaos Veras の最新バージョンが公開されました。

今回のアップデートでは、Nano Banana Pro を搭載した Render Engine 7 を導入しました。これは画期的なAIレンダージェネレーターで、従来は不可能だった多様な用途を可能にしつつ、アーティファクトのない飛躍的に高品質な出力を実現します。そして嬉しい点として、最新Enscapeを使っている場合、既に新しいVerasがワークフローへ組み込まれています。

新エンジンだけでなく、コンセプト検討をより速く・自由に進め、コンセプトが変化しても視覚的一貫性を保ちやすくする、実用的な改善も含まれます。

 

Nano Banana Pro 搭載の新レンダリングエンジン

今回のアップグレードの目玉は Render Engine 7(Nano Banana Pro 搭載)です。(以前の Stable Diffusionエンジンと比較して)画像がよりシャープで、よりリアルに、より安定して生成されます。視覚的なエラーを減らし、形状の正確性を保ちやすくなることで、出力はよりクリーンで一貫性のあるものになります。設計業務で信頼して使える、よりプロダクション向けの結果が得られます。

注意:Render Engine 7(Nano Banana Pro 搭載)にはサブスクリプションに応じたクォータ(上限)があります。Nano Bananaで大量に生成したい方向けに、次の新オプションが用意されています。
・Veras AI Creative Boost Ultra(Veras + NBクォータ増量)
・Veras AI Creative Boost(NBクォータ増量)
従来の Stable Diffusion ベースのレンダーエンジンは、引き続き利用可能で無制限(クォータなし)です。プランの詳細は Verasのプランをご確認ください。

品質と整合性が向上した新しいワークフロー

本アップデートにより、画像品質とジオメトリ整合性が全体的に向上し、ジオメトリ由来のアーティファクトはほぼ発生しないレベルになりました。忠実度が上がることで、Verasで可能なワークフローも広がります。より信頼できる基盤により、これまで難しかった建築用途にも対応しやすくなります。

例えば:

  • 簡単なプロンプトでシーンへアセットを配置
  • 2D→3D:平面図から説得力のある3Dレンダリングへ
  • 多視点生成:ジオメトリ/マテリアル/照明ロジックを保ちながら新しいビューを生成
  • インテリアプレビュー:図面やムードボードから内観を生成し、スタイル・素材・照明を検証
  • リノベ/用途転用(Adaptive reuse):既存構造の改修や変換を現実味ある結果で可視化
  • 外装+素材検討:外装材、ガラス、建築要素をモデル再構築なしで差し替え
  • 施工図風表現:図面のように読みやすい技術的ビューを生成
  • 敷地・コンテキスト:空撮/ドローン風の環境文脈へ配置し、周辺要素も含めて表現
  • プレゼンボード:テキストやプロジェクト入力から、ボード・インフォグラフィック・ビジュアルストーリーを生成
  • 注釈編集(Annotative edits):Sketchツールで注釈的編集を作成し、自動的に統合
  • 選択領域の整合的編集:選択領域の変更が画像全体へ正しく影響するコンテキスト対応編集
  •  

より重要で“効く”プロンプトへ

Verasはついに、ロンプトを「提案」ではなく指示として扱うようになりました。プロンプトがレンダリングに与える制御性と作者性が大きく向上します。従来は線画(linework)が主な駆動要因でしたが、例えば「建物を一体的なコンクリート構造へ変換」と指示した場合、建物のみが適切に変換されます。

別例として「冬の季節」を指示した場合、積雪によって建物のエッジ線画が正しく隠れる一方、建物の他の要素は保たれます。

これにより、従来「geometry override」「material override」と呼ばれていたような変更が、画像全体一律ではなく局所的に適用され、画像内で変化させることも可能になります。これは入力とプロンプト要求に対する意味理解(semantic understanding)があるためで、このエンジンではプロンプトがより重要で強い影響力を持ちます。

 

リファレンス画像の入力

テキストだけでなく、リファレンス画像を参照して新しいレンダリングを誘導できます。リファレンス画像をアップロード/選択するだけで、Verasがスタイル、マテリアル、全体の見た目を合わせます。過去案の改良、発展、リミックスを行う際も、視覚方向性の一貫性を保ちやすくなります。

リファレンス画像の入に対応

リファレンス画像の入に対応

 

ギャラリーモード

過去のレンダリングやアニメーションを、フォルダを探し回らずにサムネイルのグリッド表示で一覧できます。バージョン比較、古いアイデアの再参照、過去検討の再開がスムーズになり、作業の流れを止めません。

ギャラリーモード

ギャラリーモード

 

動画作成プリセット

動画作成プリセットは画像のプリセットから切り離され、動画作成向けに最適化されたツールとして利用できます。新たに12種類の動画プリセットが追加され、バランスの取れた照明、自然な動き、シネマティックなスタイルを備えた滑らかなフォトリアルアニメーションを、すぐに生成できます。

FAQs

Q. Veras 4.0 は一般的なAI画像生成と何が違いますか?
A. Veras 4.0 は、CAD/BIMワークフローにおける建築向けのAIレンダリングとして設計されています。既存のモデルやスケッチを使って複数案を素早く生成でき、アイデア出しやコンセプト検討に適しています。

Q. チームでは誰がVeras 4.0を使うべきですか(建築家/デザイナー/ビジュアライゼーション担当)?
A. 主に建築家・デザイナーが使うことを想定しています。CAD/BIMアプリ内で素早くビジュアル案を生成・改善し、同僚やクライアントへ早期フィードバックを共有できます。

Q. Enscapeベースのワークフローを壊さずにVeras 4.0はどう組み込まれますか?
A. VerasはEnscapeと統合されており、CAD/BIMアプリ内で動作します。Enscapeでプロジェクトを開き、そのシーンを基にVerasで即座にデザインバリエーションを探索できます。Enscape Premium または Enscape ArchDesign Collectionスイートで、EnscapeとVerasの両方へアクセスできます。

Q. Veras 4.0 はジオメトリ精度をどれくらい維持できますか?
A. Veras 4.0ではジオメトリ整合性が改善され、アーティファクトがほぼ発生しないレベルまで向上しています。ジオメトリ精度の維持という点で、より信頼性が高くなっています。

Chaos Veras の製品案内ページはこちらへ

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