ForestPack 9 がリリースされました。

多くの強力な新機能と便利な改善点、3ds Max 2025 の公式サポート、そして 3ds Max でプロシージャル型のつる植物を作成するために ForestPack Pro でのみ利用できるまったく新しいツールである、待望の ForestIvy プラグインのデビューを導入しています。

新機能の概要については、以下のビデオをご覧ください。最も注目すべき改善点の詳細なリストについては、続きをご確認ください。

ForestIvy: つる植物のための革新的なツール

ForestPack 9 では、ITOOSOFT の最新のプラグインである ForestIvy が提供されます。このプラグインは、アーティスト (およびそのクライアント) が求めるコントロールを維持しながら、リアルなつる植物をすばやく簡単に作成することを目指しています。ForestIvy が提供する機能の概要は次のとおりです。

• 30 種類の高品質プリセット: 高解像度の葉スキャンで作成された 30 種類のプリセットから選択して、最大限のリアリティを実現します。これらは、箱から出してすぐに使用することも、わかりやすいパラメータを使用してすばやく変更することも、独自の作品の足がかりとして使用することもできます。
• カスタマイズ可能なライブラリ ブラウザ: 数回クリックするだけで、独自のプリセットを簡単に作成、管理し、ライブラリに追加できます。
• 超高速の新しいマルチスレッド アルゴリズム: カスタム マルチスレッド アルゴリズムにより、即時のフィードバックを活用できます。ForestIvy では、成長シミュレーションを待つ必要はありません。
  ハイブリッド描画とアルゴリズムによる成長: 芸術的なコントロールと手順による成長を組み合わせて、自然でリアルな結果を実現します。シンプルなパラメータで、手描きとアルゴリズムによる成長のブレンドを制御できます。
• 高度な葉のコントロール: さまざまな成長パターン、向日性、枝の年齢に基づく葉のサイズ調整を使用して、植物をカスタマイズします。
• 多層成長オプション: 葉、花、果実などを重ねて複雑さを加え、ほぼすべての種類のつる植物を再現します。
• 表面に依存しない成長: 表面を必要とせずに基本的な茂みや低木を作成します。
• 効率的なレンダリング: ビューポートとレンダリング時のインスタンス化を使用して、何千もの高ポリゴンの葉を簡単にレンダリングします。リリース時には、これは Arnold と V-Ray CPU でサポートされていますが、他のレンダラーでもすぐにサポートされる予定です。

ForestIvy の使用を開始するには、次の入門チュートリアルをご覧ください。

それだけではありません！ForestPackのScatterプラグインには、以下のような便利な改善が含まれています。

Distribution Mapの改良

ForestPack 9では、ディストリビューションマップのマッピングチャンネルが改善され、単一のマッピングチャンネルに制限されなくなりました。これにより、サーフェス自体のテクスチャリングに使用される座標に影響を与えることなく、複数のマップチャンネルを使用してディストリビューションマップをレイアウトできるようになりました。

ランダム化スタックとセパレートサブスプライン

Randomize Stacked機能がAreasロールアウトに移動し、サーフェスと同様にスタックされたスプラインをサポートするようになりました。新しいSeparate Sub-splinesオプションと組み合わせると、各サブスプラインが別々のエリアとして扱われ、よりリアルなランダム化と、建物の内部やバルコニーのようなスタックされたシーン全体の自然な分布が可能になります。

ジオメトリリストをForestSetオブジェクトに変換

Forest Pack 9の新しいオプションにより、ジオメトリリストのアイテムを直接ForestSetオブジェクトに移動できます。この機能により、ワークフローへのForestSetの追加が大幅に簡素化され、スキャッタオブジェクトの管理と整理が容易になり、ライブラリからインポートしたアイテムを使用したクラスタのセットアップが容易になります。

新しいロールアウトの順序でUIを合理化

ForestPack 9のロールアウトを再編成し、より論理的でユーザーフレンドリーなインターフェイスを実現しました。最も頻繁に使用する設定が上部にまとめられ、ユーザーインターフェイスを上下にスクロールする手間が省けます。また、ツールバーのデザインも一新され、アイコンがより見やすく、一目でお気に入りのツールを起動できるようになりました。

Point-Cloudモードの最適化

Forest Pack 9の新しいポイントクラウドモードは、サイズに関係なく、すべての散在オブジェクトのポイント密度を固定し、Forestオブジェクトが変更された場合にのみGPUを更新します。この最適化により、特に散乱分布が密集した複雑なシーンのビューポートパフォーマンスが劇的に向上しました。

ライブラリ ブラウザの更新

ライブラリブラウザが改善され、サムネイルのロードとサイズ変更時のパフォーマンスが向上し、ナビゲーションが簡単になるアイコンが追加されました。

V-Rayプロキシのエッジモード

Forest Pack 9では、V-Rayプロキシ、特にエッジモードのサポートが改善されました。これには、プロキシのプレビューモードをフルメッシュに設定する必要があり、CPUモードのみで最近のバージョンのV-Rayと互換性があります。

メモリ管理の改善

メモリ使用量の最適化により、アニメーション オブジェクトを含む大規模なシーンのレンダリングがより効率的になりました。Forest Pack 9では、アニメーションサンプルの保存容量が10GBに制限され、長時間のレンダリング中にメモリが不足するのを防ぎます。この制限は、必要に応じて `forestpack.ini` ファイルで調整できます。

カメラクリッピングの改善

カメラクリッピング中のDisplay Max Itemsの動作が改善され、安定性とパフォーマンスが向上しました。これらの改善により、レンダリング品質を犠牲にすることなく、大規模なシーンの管理が容易になりました。

詳細な概要については、ITOOSOFT Web サイトの Forest Pack 9 ページを参照してください。すべての機能、修正、改善の完全な変更ログは、ドキュメントに記載されています。

どこからダウンロード？

Forest Pack Pro 保守契約期間中のユーザー様は My Productsセクションにアクセスしてダウンロードするだけです。

保守契約期間中の有効期限が切れた場合でも、失効したプランに対する違約金なしで、さらに更新できるのでご安心ください。ご注文はこちらから

https://oakcorp.net/shop/list-itoo/

Forest Pack を触った事が無い？

Forest Pack のメリットをまだご存じない方は今がチャンスです。商用の仕事でも Lite バージョンを無料で試すことができます。完全なエクスペリエンスのためにアップグレードする準備ができたら、オンライン ストアから Forest Pack Pro を購入できます。

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