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Chaos V-Ray 6 for Maya, Update 1 をリリース、Maya 2024サポート

Chaos V-Ray 6 for Maya, Update 1 をリリース、Maya 2024サポート

Chaos社は autodesk Maya用のV-Ray最新アップデート「Update 1」をリリース致しました。

このリリースでは Maya 2024 のサポートが追加され、Apple Silicon、Linux RHEL 8、Rocky Linux 8 用のビルドが利用可能になりました。
V-Ray 6 for Maya永久ライセンスもしくはV-Rayサブスクリプションユーザー様はChaosアカウントよりダウンロードして今すぐご利用頂けます。

V-Ray 6.1 for Mayaの新機能:

USD サポート
MayaUSD 0.22.0 および 0.23.0 のサポートが追加され、アセットのエクスポートが改善されました。レンダーエレメント、オブジェクトプロパティ、ドームカメラ、および V-Rayプロキシのエクスポートのサポートを追加しました。

Chaos Scatter for Maya
「MayaにもChaos Scatterを!」というユーザーの声をしっかりと受け止めました。 Chaos Scatterはシーンを迅速に設定するための強力なツールです。このツールは屋外シーンで植物を散布(スキャッタ)するのに特に便利ですが、宇宙に惑星や星を散布する、道路上の車、空中にシャボン玉を散布する等あらゆるものを散布する、あらゆるプロジェクトのニーズに適合します。カーブに添って、サーフェス上に、境界ボックス内という 3 つの異なるスキャッターモードと、多数のカスタマイズ オプションがあります。

カスタムなライトの減衰
距離に応じて光の強度をコントロールできます。特にボリュームライトのコントロールに最適で、スポットライトやGodRayの長さと広がりを調整し、光の演出を適切にコントロールできます。

光沢(Glossiness)への最適バンプ調整
新しい Bump to Glossiness ノードは、適切な量の光沢(glossiness)を自動的に生成し、距離が離れると失われる法線マップのマイクロサーフェスのディテールを保持します。これは、キャラクターの肌や、距離を置いてレンダリングされた金属上の法線マップされたマイクロ・ディテール等で特に役立ちます。

NVIDIA AI Denoiser アップスケール
解像度 4分の1 でレンダリングできるようにし、レンダリング時間を大幅に高速化することを約束する NVIDIA の新しい AI Denoiser を試してみてください。

VFBのポストエフェクトをマスキング
VFBのレンズエフェクトで、Cryptomatteまたはその他のマスクを使用してマスキングする事ができます。シャープ&ブラーレイヤーとマスクを組み合わせて、どのオブジェクトを鮮明にするかぼかすかをコントロールできます。デノイザーレイヤーでもマスクを使用してデノイズから除外するオブジェクトを選択できます。

最初のピクセルまでの時間を短縮
スタティックメッシュとヘアージオメトリのコンパイル最適化により、最初のピクセルまでの平均時間が 2.5 倍、一部のシーンでは最大 7 倍速くなりました。

V-Ray プロファイリングはより詳細を報告します
レンダリングの前後に追跡される新しいイベントにより、シーンのエクスポート、ジオメトリのコンパイルなどの追跡など、シーンをさらに最適化することができます。新しい最大深度コントロールを使用して、プロファイラーレポートの詳細レベルを決定することもできます。プロファイラは、どのブラウザでも読み取れる HTML 形式でレポートを生成するようになりました。

プロシージャルクラウドの改良
プロシージャルクラウドは、シード、密度、飛行機雲の追加に関するいくつかの新しいオプションを使用して調整できるようになりました。

発光マテリアルをライトミックス
再レンダリングせずに、最終レンダリング内の発光マテリアルの強度や色を調整できます。変更が気に入った場合は、変更を VFB に保存することも、ボタンをクリックしてシーンに反映させる事もできます。

V-Ray デカールの既存バンプへの追加
オリジナルサーフェスの凹凸とデカールの凹凸を簡単に加算処理できます。既ににバンプマップを使用しているオブジェクトに追加でロゴ、ラベル、傷などを適用するのに最適です。

複数の環境フォグ
濁った湖の上の朝霧など、複数の環境フォグを必要とするシナリオを実現できるようになりました。

GPUレンダリングの改良
新しい圧縮テクスチャ モードを使用すると、メモリ消費量が平均 50% 削減されます。 GPUでもV-Ray Clipperのメッシュモードを使用して、複雑な断面図をレンダリングできます。GPUでサポートされたトランスルーセントのユニフォームモードを使用して、内部で均一に散乱した光でSSSマテリアルをレンダリングできます。また、GPUで一部のRaw系レンダーエレメントの出力サポートも追加されました。

Intel OpenPGL パスガイドレンダリング
シーンに依存しますが、ライトキャッシュでこのオプションを使用すると、レンダリングを最大 20% 高速化できます(実験的な機能です)

その他にも改良と不具合の修正が含まれます。

V-Ray for Maya の製品案内はこちらへ

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