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11.202019
V-Ray Next for SketchUp, Update 1.1 がリリース
CHAOS GROUPは V-Ray Next SketchUpの最新アップデート “Update 1.1″をリリースしました。既存のV-Ray Next SketchUpユーザー様は今すぐダウンロードいただけます。
機能改良と不具合の修正
- 同梱のChaos Cloud アプリケーションインストーラーを 1.6.0 にアップデート
- 一貫性のある照明レンダーエレメントの生成(Consistent render elements)は、古いシーンと新しいシーンで自動的に有効になります。レンダーエレメントにライトの寄与を分割して保存するためのこの新しい方法は、アダプティブ・ドームライトによって引き起こされるアーティファクトを解決します
- 一度中断された後にバッチレンダリングプロセスを再開できない問題を解決
- バンプマテリアルスロットに接続したColorizedテクスチャが問題を引き起こすことはなくなりました
- 面を含まない、またはグループ化されたジオメトリのみを含むコンポーネントまたはグループに適用されたクリッパーは自動的に削除されます
- Swarmの”Cap CPU Utilization”オプションをバッチレンダリングに利用できるようになりました
- Normal Displacementパラメーターの変更時にインタラクティブレンダリングのクラッシュを引き起こす問題が解決されました
- SketchUpプロジェクトを保存または自動保存しても、進行中のプログレッシブプロダクションまたはインタラクティブレンダリングプロセスが再開されなくなりました
- インポートされたイメージオブジェクトは、正しい画面(sRGB)色空間を使用してレンダリングされるようになりました
- ビューポート出力の一致(Match Viewport Output)オプションと組み合わせた平行投影ビューポートに起因する多くの問題が解決されました
- 教育用(Edu)ビルドで、VRScanライセンスが存在する場合でも透かし付きのVRScanマテリアルをレンダリングする問題を解決
- 出力画像がmacOSのデスクトップに保存されない問題を修正
- macOS上のV-Ray for SketchUpでV-Ray専用の環境変数を /Applications/ChaosGroup/V-Ray/V-Ray for SketchUp/extensions/config.json にある構成ファイルを編集することで設定できるようになりました。複数の変数を追加する場合はコンマで区切る必要があります。
- macOSのV-Rayツールバーでは、ランダムなアクションが実行されるまで、一部のボタンが永続的にグレー表示されなくなりました
V-Ray Scene Importer
- インポートしたオブジェクトのUV座標(テクスチャの配置)に影響する多くの問題が解決されました。インポーターは3ds Maxプリミティブと編集可能なメッシュオブジェクトを正しく処理するようになりました
- インポートされたプロキシメッシュオブジェクトのスケーリングに関連する多くの問題が解決されました
- インポートされたvrsceneのファイルパスを自動解決するロジックが実装されています。無効なパスを持つプロキシの参照は、(vrsceneファイルと同じ場所に)ソースファイルが見つかった場合に自動的に再リンクされます
- シーンインポーターの全体的な安定性と信頼性が向上しました