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5.222025
Chaos Enscape 4.7.0 リリース
Chaos Software社 Enscape チームは、リアルタイムビジュリアリゼーションツール「Enscape」の最新アップデート バージョン4.7.0 をリリースしました。
このアップデートには新要素の追加、不具合の修正と改善などのアップデートが含まれています。
Enscape サブスクリプションユーザーの方は ダウンロードページよりインストーラーをダウンロード頂けます。
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Enscape 4.7.0 リリースノート(2025年5月20日)
新要素
- Verasとの統合による迅速な設計バリエーション作成:VerasがEnscapeに統合され、AIによる高速で直感的なデザインイテレーションが可能になりました。Enscapeから現在のレンダリングビューをVerasに送信し、初期段階のコンセプト検討やクライアントとのディスカッションに最適なビジュアルバリエーションを生成することができます。
高品質なビジュアルとマテリアルIDなどのバックエンドデータレイヤーを送信することで、Verasはより正確でコンテキストを考慮したアウトプットを生成することができます。ジオメトリーオーバーライドスライダーのようなVeras内のツールは、AI出力が基礎となるCADジオメトリーをどの程度尊重するかを細かくコントロールすることができます。また、背景の入れ替えや内部要素の変更など、選択した部分のみにAI変更を適用し、他の部分はそのままにすることも可能です。
不具合の修正
- 移動/回転/スケール ツール – 変更を破棄した後のマテリアルの損失:移動/回転/スケール ツールを使用してアセットを削除し、その後変更を破棄すると、アセットが元のマテリアルなしで再表示される問題を修正しました。
- Archicad – Enscape 4.5 における平行光源のエクスポートエラー:Archicad で平行光源のエクスポートに失敗する問題を修正しました。アップデート前と同様に、光源は正常に動作するようになりました。
- ライトまたはサウンド生成時のアセットダウンロードエラー:ライトまたはサウンド生成に失敗した際に、アセットダウンロードエラーメッセージが誤って表示される問題を修正しました。これにより、エクスポートエラーが発生しなくなりました。
- 圧縮によるブロック状の空のアーティファクト:レンダリングされたシーンで雲を見ると特に、圧縮アーティファクトが原因で空のビジュアルがブロック状になり、品質が低く表示される問題を修正しました。
- [Impact] パフォーマンス マップの視覚化がホワイト モードのままになる: Impact の冷却視覚化をオフにしても除外されたアセットが元の外観に戻らず、ホワイト モードがアクティブなときにレンダリング スタイルを「なし」に切り替えてもビューが期待どおりにリセットされない問題を修正しました。
既知の問題
- Windows 11 – 一部の AMD システムでバッチ レンダリング中にクラッシュ:特定の AMD 構成で ReSTIR が有効になっている場合、バッチ レンダリング中に Enscape がクラッシュすることがあります。
- Revit – 従来の共同作業用注釈を開くと不安定になる場合があります: Revit 2026 に埋め込まれた古い共同作業用注釈を含むプロジェクトでは、コラボレーション モードに切り替えると、Revit が予期せず終了し、Enscape が応答しなくなる可能性があります。
現在サポートされるバージョン
Enscapeは現在、次のアプリケーションをサポートしています。
Windows
- Archicad 26-28
- Revit 2023-2026
- Rhino 7,8(SR3以降)
- SketchUp 2023-2025
- Vectorworks 2023(SP1以降), 2024,2025
MacOS
- Archicad 26-28
- Vectorworks 2023(SP6以降), 2024,2025
- Rhino 7,8(SR3以降)
- SketchUp 2023-2025
- Vectorworks 2023(SP6以降), 2024,2025