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6.82022
V-Ray 6 for 3ds Max のパブリックベータテスト開始
Chaos社は「V-Ray 6 for 3ds Max」のパブリックベータテストの開始をアナウンス致しました。
V-Rayのメジャーアップグレード「V-Ray 6」の公式リリース日が近づいており、V-Rayユーザーをベータプログラムに招待し、すべての新機能の不具合や不足機能を洗い出して、さらに改善するのに役立てたいと考えています。
ぜひ無料のベータテストに参加してください。どなたでも(V-Rayのライセンスが無くても)参加できます。
ベータテストではV-Ray 6の全ての新しいツールを試す事ができ、想像できるあらゆるものをこれまでになく高速に構築する事ができます。複雑な自然環境を作成したり、複雑なデザインの幾何学模様をすばやく簡単に作成したりできます。
「V-Ray 6 for 3ds Max」のパブリックベータテストの案内はこちらへ
ベータ参加手順:
- 予めChaosアカウントを作成しておく必要があります。
- ライセンスサーバーのインストール手順はこちらへ
- こちらのページの「ベータテストへ参加」ボタンを押すと、Chaosアカウントに V-Ray 6 ベータのライセンスが追加されます。http://localhost:30304/#/bundle/max で以下の様に確認できます。
- V-Ray 6 for 3dsMax のインストーラーはこちらよりダウンロードできます。(ダウンロードの前に上記でベータライセンスを取得しておく必要があります)
V-Ray 6 for 3ds Max の主な新機能(2022年6月ベータ1版時点):
Chaos Scatter
新しいスキャッターツールを使用して、森、草原、群集などをV-Rayだけで作成できます。高速で簡単で、大量のメモリを使用せずにシーンに大量のジオメトリを配置できます。Chaos Cosmosで配布されている無料のスキャッタープリセットを使うと、ユーザーが設定する事なく森や芝生もシーンに追加できます。
V-Ray Enmesh
Enmeshを使用すると、ジオメトリをまるでテクスチャのように扱う事ができます。考え方としてサーフェス上でテクスチャ画像をタイリングすのではなく、3Dジオメトリをタイリングします。Enmeshは、柵や布地などのパターンを作成するのに理想的であり、手作業によるコピーやディスプレイスメントマップよりもはるかに少ないメモリで複雑なジオメトリを作成できます。
V-Ray デカールとディスプレイスメント
V-Rayデカールでディスプレイスメントを追加し、さらにリアルなひびの入った壁、岩、エンボスレタリング等を使用できるようになりました。
V-Rayプロクシの階層データ
新しいV-Ray Proxyの階層ビューを使用して、Proxyファイル内のジオメトリ階層の可視性を変更したり、マテリアルオーバーライドを簡単に有効・無効にする事ができます。名前で一括設定する事も可能で、Proxyファイルを使ったジオメトリ交換とカスタムライブラリのワークフローを合理化します。
Chaos Cloudコラボレーション
Chaos Cloudを活用すると仕事の進捗状況に関する迅速で統合されたフィードバックを共有できます。レンダリングをV-RayのフレームバッファーからChaos Cloud Collaborationにアップロードし、作業内容を同僚やクライアントと共有してコメントや注釈を追加できます。
プロシージャルな「雲」
V-Rayの新しい手続き型クラウドシステムを使用すると、数回クリックするだけでリアルな「雲のある空」を作成できます。
新しいドーム環境マップ
V-Rayドームライトの新しくより柔軟な地上プロジェクション機能を使用して、HDRI環境でのカメラワークが想像通りに機能します。
UIの描画速度を向上
シェーディングネットワークで作業する場合に、よりスムーズなUI描画を行います。V-Rayのマテリアルとテクスチャのインターフェースはロード時間が大幅に短縮されました。
V-Rayマテリアルのエネルギー保存法則がより正確に
V-Ray Materialのエネルギー保存アルゴリズムが見直され、これまで以上に正確な表面の荒い金属反射(スペキュラー表現)をレンダリングできます。
薄膜レイヤー(Thin Film)
V-Ray Materialの新しい”Thin Film”オプションを使用して、リアルなシャボン玉や油膜などを作成します。
V-Rayマテリアルの高速化されたSSS
まったく新しいV-RayマテリアルのSSSモードを使用して、半透明のマテリアルをさらに高速にレンダリングできます。
その他多数!