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6.132013
V-Ray 2.40.04 for 3dsMax 公式アップデートリリース。3dsMax 2014サポート
ChaosGroupは 3ds Max用レンダリングプラグインの最新バージョン「V-Ray 2.40.04 for 3dsMax」をリリースしました。
ユーザー様は今直ぐダウンロードしてご利用いただけます。ダウンロードはChaosGroupのアカウントよりお願いいたします。
新機能:
(*) 3ds Max 2014 をサポート
(*) V-Ray RT: MultiScatter をサポート
(*) V-Ray RT: Phoenix FD 2.1 をサポート(※Phoenix FD 2.1は現時点では未リリース)
機能改良:
(*) V-Ray: V-Ray VFB をデフォルトで有効にしました。また sRGBボタンをデフォルトで有効としています。
(*) V-Ray: Color mapping の Gamma を デフォルトで 2.2 に変更し、「Color mapping only (no gamma)」モードを有効にしました。これによりデフォルトのアンチエイリアス処理が改善されています。 (Gamma 2.2はイメージサンプラーだけで使用され出力画像には適用しないモード)
また、リニアワークフローの混乱を招く為、Linear workflow のオプションは廃止の方向に設定されました。(互換性の為に残してあります。)
(*) VRayCarPaint: ディスプレイスメントマップ・スロットを追加しました。
(*) VRayHDRI: Browseボタンを押した場合に前回のフォーマットのタイプを記憶するようになりました。
(*) VRayHDRI: 読み込んでいるイメージが外部アプリケーションで更新されると、V-Rayが検知して更新するようになりました。
(*) VRayMtl: Self-illumination スロットの位置を変更しました。(Translucencyの下に移動)
(*) V-Ray raw 出力からOpenEXRを出力する場合デフォルトでZIPS圧縮(1 scanline)が適用されます。これによりNuke等でのOpenEXR読み込みが高速になります。
不具合の修正:
(*) VRayProxy: 拡張子の無い vrmeshファイルを指定すると正しく読み込まれない問題を修正
(*) V-Ray RT: environment overrideでOnスイッチを無効にしたマップがセットされている場合クラッシュする問題を修正
(*) V-Ray RT: Auto update bitmapsオプションを有効にするとエラーが発生する問題を修正
(*) V-Ray RT: フィジカルカメラで不正な被写界深度を生成する問題を修正
(*) V-Ray RT GPU: VRayMtlでIORにマップを適用するとクラッシュする問題を修正
(*) VRayIESLight: シーンを読み込む前と後で異なる単位設定だった場合、シェイプの上書き機能の寸法が異常な値にセットされる問題を修正
(*) VRayMultiSubTex: 20を超えるindexをもつSubTexでドラッグ&ドロップ機能が働かない問題を修正
(*) VRayPTex: レンダリングの最後にクラッシュを引き起こす問題を修正
(*) V-Ray Light Lister: 3ds Max 2014でエラーを発生する問題を修正
※なお VRayGLSLMtl / VRayGLSLTexでのMetaSL Shaderサポート・アップデートはこれが最後となります。(今後MetaSL Shaderの為のアップデートはありません)
今後は V-Ray OSL (Open Shading Language)と独自の GLSL 拡張のみに焦点を絞ってアップデートされます。