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2.72013
V-Ray 2.40.01 for 3dsMax アップデートリリース
ChaosGroupは2013年2月17日に V-Ray for 3dsMax版の最新サービスパック「V-Ray 2.40.01」ビルドをリリースしました。
既存ユーザーへ無償提供となります。今直ぐChaosGroupのアカウントからダウンロードいただけます。
なお、このサービスパックのV-Ray RT GPUはCUDAエンジンを使う事を推奨します。OpenCLエンジンはnVidia社AMD社GPUと互換性がありますが、互換性の為にパフォーマンスが犠牲となっています。
(CUDAエンジンを利用するには64bit版WindowsとnVidia社FermiもしくはKepler以降のGPUが必要です。)
2.40.01 official (21 January 2013)
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新機能:
- HairFarm 2.0をサポート。HairFarmのヘアーをV-Rayネイティブのカーブに変換するVRayHairFarmModを追加(インストーラーに同梱)
- VRayProxyとして Alembic(.abc) ファイルの読み込みをサポート。変形データはもちろんトポロジーの変化するオブジェクト(パーティクル等)もAlembic(.abc) で持ち込めます。
- V-Ray RT : インスタンスをサポート
- V-Ray RT : Forest Proのインスタンスをサポート:(ForestPack Pro 4 以降が必要です)
デモ・ビデオは2013年2月6日のニュースを参照 - V-Ray RT CPU: V-RayLightの設定変更をより迅速にアップデートするようになりました。
- V-Ray RT GPU: 最新 GK110/Kepler カード上での処理速度を最適化
- V-Ray RT GPU: ColorCorrection テクスチャーをサポート
- V-Ray RT GPU: Mixテクスチャーをサポート
改良・追加された機能:
- V-Ray: MultiMatteレンダーエレメントでRGB別に「除外/含む」を指定する事ができるようになりました。
- V-Ray: VRayExtraTexレンダーエレメントに、参照するテクスチャーを変更した場合、出力ファイルのネーミングが自動的に変更されるのを防ぐオプションを追加。(参照テクスチャーを変更しても出力ファイル名は固定されます)
- V-Ray: 64bitバージョンでは dynamic memory limit のデフォルト値を 4000 MB に変更
- V-Ray: 32コア以上の環境でVRayProxyをレンダリングするとスローダウンする問題を修正
- V-Ray: OpenEXRテクスチャーの処理をマルチコア用に最適化
- V-Ray: 不要なVelocity値の計算を行わないように最適化しました。
- V-Ray: 英語以外の3dsMax言語バージョンでも正しくV-Rayメニューが登録されるようになりました。
- VRayPhysicalCamera: “Horizontal offset” および “vertical offset” パラメーターのビューポート表示がレンダリングと一致するようになりました。
- V-Ray RT CPU: VRayHairMtlをサポート
- V-Ray RT CPU: VRayFurをサポート
- V-Ray scene converter: mr_Sun/mr_Skyライトを VRaySun/VRaySkyライトに変換します。
- V-Ray scene exporter: サブディビジョン(subdivided)ジオメトリの出力をサポート。
- VRayEdgesTex: 可視エッジをサポートし多角形ポリゴンへの疑似フィレット(round corners)に対応しました。
- VRayAmbientLight: いくつかのパラメーターをアニメーション可能にしました。
- VRayFur: カメラの距離に基づいてジオメトリを削減する”Level Of Detail”オプションを追加
- VRayHDRI: sRGB,逆ガンマ等のカラースペースを選択できる”Color space”セクションを増設(”Gamma”オプションもここに移動)
- VRayIESLight: IESライトの形状を任意に定義できるオプションを追加
- VRayIESLight: ライトとターゲット間のラインをクリックするとライトとターゲットの両方を選択します。
- VRayLight: “directional”パラメーターの範囲をビューポート上に表示するオプションを追加
- VRayLight: VRayライトにターゲット機能が追加されました
- VRayLight/VRayIESLight: Nitrousビューポート上にライトにセットしたテクスチャーを表示します。なおVRayドームライトでビューポート上のテクスチャー表示を利用したい場合は環境変数 VRAY_DOME_VIEWPORT=1 を設定してください。
- VRayMeshGeom: サンプルプラグインはV-Rayのスタンドアロン用シェーダーをオンザフライで作成するように拡張されました。
- VRayMtl: “Fog color” にテクスチャーをセットできるようになりました(ただしボリュームシェーダーではありません。カラーリング用です)
- VRayMtl: マットオブジェクトのaffect alpha を有効にした場合、反射のAlphaも生成するようになりました。
- VRayMtlGLSL: コンパイル済みシェーダーの保存と読み込みが可能になりました。
- VRayMtlGLSL: Cubemap テクスチャーをサポート
- VRayMtlGLSL: Viewport color パラメーターを追加
- VRayMtlGLSL: vr_brdf_lightでビルトインのBRDFをサポート
- VRayProxy: Zup/Yup を反転するオプションを追加
- VRayProxy: 表示・非表示リストをサポート。.vrmeshやAlembic(.abc)に複数オブジェクトが含まれている場合、任意に表示をON/OFFできます。
- VRaySphereFade: BOX、シリンダーギズモをサポート
- ply2vrmesh: velocityアトリビュートの名前を定義するオプション(-velocityAttrName)を追加
- ply2vrmesh: Houdini 12以降で生成される .hclassic および .bhclassic ファイルをサポート
- ply2vrmesh: .bgeo ファイルからのカラーセットをサポート
- ply2vrmesh: .geo および .bgeo ファイルからの face / vertex normal をサポート
- ply2vrmesh: Proxy作成時にV-Ray ユーザーアトリビュートを格納する事ができます。
その他不具合修正多数。
画像付きの全リリースノートは株式会社オークのV-Ray 2.0 for 3dsMaxサポートページを参照してください。