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2.62017
[3Dスキャン] Agisoft PhotoScan v1.3.0 マイナーアップデートが正式リリース
Agisoft社は PhotoScanの最新バージョン Version 1.3.0アップデートをリリース致しました。
既存ユーザーは無償でアップデートいただけます。ライセンスキーは既存バージョンと共通です。
ダウンロードは弊社サポートサイトもしくはPhotoScanページよりダウンロード可能です。評価版も最新バージョンとなっておりますので、是非お試しください。
今回のバージョンからPhotoScan “Professional”はフローティングライセンスに対応いたしました。 (Standard版はノードロック版のみ)
フローティングライセンスはRLMサーバーでの管理となり、スタンドアロンライセンスとは異なるフローティングライセンス専用のLicense Code が必要です。
Version 1.3.0 Build 3772(5 February 2017)
Standard および Professional 共通の変更点
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イメージマッチングのGPUアクセラレーションに対応
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プリファレンスダイアログで選択可能な modern テーマの高dpiモード設定を追加
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[Add Folder/フォルダを追加]コマンドで各フォルダ毎にカメラグループを作成できるよう更新
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座標参照されていないチャンクのカメラのZ方向をマイナス方向に向けられるようAlignment/アライメントを更新
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NVIDIA系グラフィックカードが搭載されている場合はCUDAを利用するように変更
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[ Windows版 ]インストール時にデスクトップショートカットの作成オプションおよびインストールフォルダの変更に対応
Professional 版のみの変更点
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ポイントクラウドカラーのマルチチャンネルに対応
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カメラ座標データの向きのOPKアングルに対応
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CSVインポートダイアログに新しく “accuracy/精度” 列選択を追加
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レポートに[camera rotation error/カメラ回転エラー]を追加
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Upload Orthomosaic/オルソモザイクをアップロード ダイアログにラスター変換オプションを追加
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Preselection/予備選択の[ generic(汎用)/reference(カメラの座標から)]に個別の設定を追加
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平面投影におけるDEM生成を追加
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Build orthomosaic/オルソモザイク構築 ダイアログに“Enable hole filling/穴埋めを有効にする”オプションを追加
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Shape Attributes/ シェイプの属性をサポート
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14ビット符号化ターゲットに対応
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マーカーの十字線オプションを環境設定ダイアログに追加
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WIRISサーマルイメージフォーマットに対応
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Model Viewの座標方向について、標準を南向きから北向きに変更
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オルソモザイクの書き出しで背景が白になるよう更新
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EPSGバージョンを9.0に更新
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フローティングライセンスへの対応とライセンスの借用に対応(専用のフローティングライセンスが必要です。)
ネットワーク処理関連
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ネットワークノード処理用のCPU/GPU設定の追加(効率化)
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ネットワークノードの Quit/終了 コマンドを追加
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network monitorに “Show Completed Batches”(終了したバッチの表示)チェックボックスを追加
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network monitorに RAM/CPU の使用率表示を追加
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network monitorに node/batch ログ表示を追加
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network monitorに ホスト名表示 を追加
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network monitorに 追加されたタスクパラメータ表示 を追加
Version 1.3.0 Build 3075(ベータ版で追加された機能)
Standard および Professional 共通の変更点
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アルゴリズムの改善
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ローリングシャッター方式をサポート
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モザイクテクスチャブレンド品質の向上
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オーバーラップ率の高い場合の高密度クラウド構築を最適化
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高密度クラウド編集時のパフォーマンスを最適化
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ユーザーインターフェースのカスタム対応
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新規のGUIテーマ:Classic/クラシック、Dark/ダーク、Lightライト
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外観設定の拡張
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モデルビューのカメラサイズを調整
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Professional 版のみの変更点
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新機能
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画像をベースにしたShape作成のサポート
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ラスター変形のマルチ出力の拡張及びFalse Color/フォールスカラーをサポート
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Render Photoコマンドを追加
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スクリプトの拡張サポート
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コマンドライン経由のスクリプト実行サポートを追加
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アドバンスドPythonコンソールを追加
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より多くの座標系をサポート
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座標系エディターの追加
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OSGB36座標系をサポート
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Geocentric[ジオセントリック]座標系をサポート
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その他
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等高線をShapeレイヤーとして統合
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ARAサーマル画像フォーマットをサポート
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Shapeのカスタム可能なスタイルの追加
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ワークスペースペーン内のマーカーやスケールバーのグループ化に対応
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オルソビュー及び写真の内挿補間オプションの追加
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マウスカーソルの改善によりマーカー配置時の精度を向上
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複数ユーザー環境でのプロジェクトロック機能を追加
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フローティング・ライセンスをサポート
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サポートページについては随時更新いたします。