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9.242020
Phoenix FD 4 for 3ds Max およびMaya, update 3 が提供開始
3ds MaxおよびMaya用のPhoenix 4がアップデートされました。既存のPhoenix FD 4 ユーザー様に無償のアップデートです。今すぐChaos Groupアカウントからダウンロードいただけます。
新機能および改善された機能には、Phoenix FD for Mayaで V-Ray 5 をサポート。フォースチューニング機能の追加、パーティクルプレビューの高速化、およびワークフローをより迅速かつ容易にする改善されたSticky Liquidsが含まれます。
今こそ、Phoenix FDを試してフルイドダイナミクスがどのようにプロジェクトを改善できるかを知る絶好の機会です。Phoenix FD for 3ds MaxまたはPhoenix FD for Mayaの無制限30日間トライアルをダウンロードしてお試しください。
Phoenix FD 4 Update 3 for 3dsMax/Mayaの新機能と改善された機能:
フォースチューニング
フォースは “特定のチャネルに対して”、”ジオメトリの内側または外側”、”テクスチャに従って”、等で細かくパーティクルまたはボクセルにフォースの影響を与えることができるようになりました。これにより、フォースをマスクキングし、フォースがシミュレーションに与える影響を正確に制御できます。
以下は、Planeフォースの適用エリアを球体でマスキングしているデモ
以下はボクセルのRGBが混ざったら発火(温度上昇)させたり、混ざったボクセルだけをBODYフォース(ジオメトリ形状に吸引)で吸引させています。
高速なパーティクルプレビュー
より高速化されたパーティクルプレビューと、パーティクルへのレンダリング・ディスプレイスメントをビューポートでプレビューする機能が追加されました。
レンダリングとシミュレーション速度を改善
V-Ray 5では “Use Probabilistic Shading” (確率的シェーディングを使用)オプションを使用したFire/Smokeのレンダリングが大幅に高速化されました。また大規模なFLIPフルイドシミュレーションに関しても高速化されました。
“Sticky Liquids” (粘着性のある液体)の改良
粘着性のある液体は、粘度がなくてもジオメトリにくっつき、薄い液体メッシュを作成できるようになりました。
キャッシュレス・シミュレーション
キャッシュレスシミュレーションオプションは、大規模なシミュレーションを大幅に高速化します。最後にシミュレートされたフレームのみがメモリに保持されます。キャッシュレスシミュレーションでもGPUプレビューイメージまたはフレームごとのレンダリングを保存できます。
スタンドアロンプレビューツールの新しいUI
スタンドアロンプレビューツールで、メインウィンドウからすべてのパネルをドッキング、並べ替え、または切り離すことができる様になりました。
VDBキャッシュをネイティブの”AUR”キャッシュに変換
スタンドアロンのキャッシュコンバーターツールを使用してVDBファイルをAURキャッシュに変換できます。Phoenix FDではVDBファイルよりもネイティブのAURファイルの方が読み込みとレンダリングが高速です。
その他、V-Ray GPUでパーティクルシェーダーのカラーマップをサポート等