Okino PolyTrans and NuGraf
Okino's CATIA v5 CAD パーツ & アセンブリ インポーター
Okino社のCATIA(Delmia)インポーターはネイティブのCATIA v5ファイルを読み込みアニメーション・レンダリングソフトへ変換する事を可能にします。Dassault Systemes社からライセンスされた公式ライブラリーを組み込んでいるので高い信頼性を誇ります。

このジオメトリー読み込みオプションは、BREPソリッドに基づいたCATIA v5(Delmia v5)のネイティブ・アセンブリーフォーマットを読み込み、ポリゴンベースのビジュアリゼーションソフト用のデータに変換を行います。

読み込みプログラムは、Dassault Systeme社(CATIA v5/Delmia v5のメーカー)から提供されている、公式な CITIA v5コンポーネントを使用しているので、理論的に完全なCATIAフォーマットの読み込みをサポートしています。
(他社製ののCATIA読み込み機能のように、リバースエンジニアリングされたライブラリに依存していません)



CAITAデータをPolyTransを使ってCINEA 4Dに読み込みレンダリングした例
Copyrights: Images used by permission and Copyright (c) by Solarteam and Ludwig Desmet, Renderhouse BVBA.


CATIA (Dassault Systeme社で開発、IBM社によるディストリビューションが行われています)は、コンピューターエイデッドデザイン(CAD)、コンピュータ支援エンジニアリング(CAE)およびコンピュータ支援製造(CAM)、製品シミュレーション等を行う為の統合パッケージソフトウェアです。CATIAは、プリプロダクションの段階から具体的な設計、解析、シミュレーション、アセンブリー、メンテナンスまで工業デザインのプロセスを全てデジタルでシミュレーションする事を可能にしています。

CATIAは、自動車産業、航空産業、航空宇宙産業などあらゆる重工業で使用されています。(とりわけボーイング社の飛行機やNASAのスペースシャトルの設計にも使用されている事で有名です)

世界中でおよそ20,000の会社がCATIAを採用しており、年間 30,000シート販売されている非常にメジャーなソフトウェアです。

ノート:
  • 拡張子に ".model" ".exp" ".session" ".dlv" が付くCATIAファイルはCATIA v4フォーマットです。CATIA v5のフォーマットではありません。PolyTransでれらのファイルを読み込むには、別売の"Okino CATIA v4 importer"が必要になります、ご注意ください。(v5のインポーターでv4のデータを読み込む事はできません)
  • CATIAフォーマットの読み込み機能は別売のオプションです。
  • Okino社の CATIA読み込みオプションは、Spatial Corp(Dassault Systeme社の子会社)から正式にライセンスされたコンポーネントを使用しています。従って理論的に読み込めないCATIAデータは存在しないはずですが、もし読み込めないデータがある場合、そのデータを弊社までお送りください。Okino社を通してSpatial Corpに確認して貰います。
CATIA v5 インポーターのサポート内容
  • Okino社は1997年よりSpatial社のトップレベル・デベロッパーとして認められています。それはOkino CATIA インポーターの実績そのもです。
  • CATIA v5 のパート (.catpart), アセンブリー (.cadproduct) ファイルの読み込みをサポートしています。.catpartファイルがソリッド(BREP)である場合、アセンブリー構造の情報は.catproductアセンブリファイルから取り込まれます。
  • データを読み込む場合に多くのオプションを提供します。例えば ボディ単位、フェイス単位、ボディ+フェイス単位、ボディ+シェル+フェイス単位など。これらのオプションで細かくソリッドを分割して読み込むか、1つに纏めて読み込むかをコントロールする事ができます。
  • エッジ最大長さ、グリッドの縦横比など、高度なテセレーション(ポリゴン化)コントロール
  • エラーを修復し読み込むオプション
  • 選択したレイヤーのみ読み込む機能
  • CATIAの「ソリッド」形式を読み込む場合、隣接したNURBSパッチが「縫い合わせられる」ように読み込まれます。従って、CATIAのソリッドデータををポリゴンとして読み込む場合に、面と面の間に隙間が発生しない「裂け目無し」でポリゴンに変換を行います。
  • PolyTransにCATIAオプションを導入する事によって「Polytrans for Maya」および「PolyTrans for 3ds Max」からも利用する事が可能です。つまり、Mayaもしくは3ds Maxから直接CATIAファイルを開き、メッシュデーターを生成、レンダリングする事ができます。これは製品のビジュアリゼーション作業に大きなアドバンテージです。
    もちろんPolyTrans本体でCATIAファイルを読み込み dot XSI、LightWave、OBJ、VRMLなどの形式へ出力する事が可能です。(CATIAのデータは全てポリゴン化されます。)
  • PolyTransには、階層構造を単純化する機能を備えています。CADデータ等のBREP構造をそのまま変換すると、無用な階層構造が数百・数千発生しますが、Okino社の階層構造単純化ツールを適用する事によって、DCCソフトウェアで取り扱いやすい階層構造に自動変換します。
読み込める拡張子
現在 Okino社のCATIA v5インポーターは、CITIA v5 R2 に基づいています。以下の拡張子を読み込む事ができます。
  • .CATPart = CATIA v5 パートファイル
  • .CATProduct = CATIA v5 アセンブリーファイル
CATIA v5 インポーターのオプションウィンドウ
インポーターのオプションウィンドウのスナップショットです。
CATIA v5
変換オプション
変換オプション
テセレーション