3ds Maxに完全に統合されたフォレストパック・プラグインは、使い慣れた3ds Max UIとワークフローを使用して全ての詳細を完全にコントロールし、ほぼ無制限数のジオメトリをスキャッタリングする事ができます。これは全てではありません。ジオメトリのテクスチャーマップをランダム化し色を変化させたり、同梱されているプリセットライブラリーを使用して数クリックで膨大な森や草原を作成できます。大きなプロダクションではパイプラインで使用するためにフォレストツールを使用してフォレストパックプラグインを必要としない3dsMax標準インスタンスへの変換、またはXMLデータで出力する事も可能です。
フォレストパックは、その使いやすさ、比類のない機能で多くのスタジオから評価されています。フォレストパックで貴方のレンダリングワークがきっと代わります!
事実上無制限のジオメトリを持つシーンを作成できます。Forest Packの先進的なジオメトリシェーダで、数百万ポリゴンのオブジェクトを何千、何百万も配置してレンダリング処理する事ができます。フォレストパックは3dsMaxで良く使用されている殆どのレンダリングエンジンと互換性があります。
フォレストパックのポイントのクラウド表示モードを使用すれば、3dsMaxビューポートでインタラクティブ・スキャッタリングが可能です。ビューポートレスポインスを落とさずに膨大なポリゴン数のオブジェクトをプレビューする事ができます。
1クリックでフォレストパックオブジェクトを3dsMax標準のインスタンスオブジェクトに変換できます。これによりフォレストパックを持たない依頼先にデータを納品したり、シーン共有する事ができます。またフォレストパックがネイティブサポートしないレンダラーでレンダリングしたり、外部アプリケーションにデータを出力する事も可能でしょう。さらにパイプラインへのインテグレーションやゲーム開発用途向けにデータのXML出力にも対応します。
フォレストパックは追加したオブジェクトを自動的にネイティブのレンダリングインスタンスに変換するので、予めプロキシを作成する必要はありません。もちろん各レンダラーのプロキシオブジェクトも完全にサポートされています。
フォレストパックでは3dsMaxの「グループ」をスキャッタリングする事ができます。なお、グループ内の互いの相対的な位置は保持したまま、グループ内のオブジェクトを個々にランダム化することもできます。
フォレストパックでは白黒マップを使用して分布パターンを決定する事ができます。白いピクセルはツリーを作成し、黒いピクセルは空間を作成します。 20種類以上のデフォルトパターンが含まれていますが、もちろん独自のパターンマップを簡単に追加できます。
組み込みのパターンマップに必要なデザインが含まれていない場合は、手続き型マップまたはビットマップ・イメージを使用して任意の分布マップを作成できます。
フォレストパックのユニークな「クラスタ」モードを使用して、自然界に見られる成長パターンをシミュレートする事ができます。同じタイプの植物をグループ化します。クラスタは形状、ノイズ、エッジブラー等の多くの項目で微調整する事ができます。
フォレストマップでは、スキャッタリング・オブジェクトに適用されたマップをランダム化する事ができます。葉っぱのようなディテールのバリエーション作成の為に、オブジェクトまたは要素(1メッシュ内のエレメント)毎にマップをシャッフルする事が可能です。
テクスチャーマップをカラーパレットとして使用し、ランダム化の際の色合いをコントロールする事ができます。フォレストカラーは、指定されたビットマップからランダムな値を抽出してテクスチャーの色バリエーションを作成するでしょう。実際の写真の色に、スキャッタリングのランダマイズカラーを一致させることができます。
着色マップを使って多くのカラーバリエーションを加える事ができます。色はユーザが定義したグラデーションから無作為に選択され、5つのブレンドモードとランダム化可能な強度パラメータを使用してオブジェクトに適用されます。
カメラの視野内にスキャッタリングを制限することで、コンピュータにかかる負荷を最小限に抑える事ができます!カメラの視野外にあるオブジェクトに無駄なリソースを消費にせずに、数百万の樹木の上を滑空するアニメーションを作成できます!
カメラからの距離またはレンダリングビューのサイズに基づいて、スキャッタリングしたアイテムのジオメトリとマテリアルを切り替える事ができます。例えばカメラに近い程詳細なオブジェクトに高解像度テクスチャー、遠い場所には簡素化したオブジェクトに低解像度テクスチャー等のセットを組む事ができます。これによりさらにメモリ消費を少なくする事ができ、レンダリングをスピードアップする事ができます。
カスタムエディットモードを使用すると、スキャッタリングした中から特定のオブジェクトを選択して編集する事ができます。気の済むまで完璧なスキャッタリング調整を行う事ができます。
アイテムをスプラインに沿って均等間隔でスキャッタリングする事ができます。オブジェクトをスプランに添わせて回転する、元の向きを維持する、またはランダムな向きにする等の設定を使用できます。
マーカーや、他のオブジェクト、ポリゴンを参照させてオブジェクトの位置と向きを調整する事ができます。参照マーカーを使用しすることによって、駐車場に正確に車を配置したりする事ができます。
フォレストパックでは、メモリを節約しながら大量にアニメーションするオブジェクトをスキャッタリングする事ができます。各種レンダラーのアニメーションプロキシも使用できます。デフォルトモードでは、アニメーションは全てのオブジェクトで同期されますが、再生をランダム化する3つの強力なオプションがあります。
アニメーションするジオメトリの再生開始時間をランダム化して、スキャッタリングしたオブジェクトが同じように再生されないようにします。これにより、樹木が風にそよぐアニメーションやアニメーションを完璧に同期させたくない状況下で、より自然なアニメーションを再生する事ができます。
フォレストパック・プロを購入すると、フォレスト・オブジェクトの作成と編集、標準ライブラリの完全なコンテンツ、および無制限のレンダーノードライセンスが無償で提供されます。メンテナンス期間中は、Itoo社のプレミアムテクニカルサポートとアップグレードを受けることができます。(メジャーおよびベータアクセス)
Itoo社のソフトウェアはサブスクリプション(メンテナンス)が切れても、期間中にリリースされたバージョンは永久ライセンスとしてずっとご利用いただけます。
フォレストパックのバージョンを最新の状態に保ちたい場合は、メンテナンスプランに加入する事をお勧めしますが、Itoo社のメンテナンスは期限を過ぎた場合の罰則はありません。あえて最新版でなくても良ければメンテナンスを終了し、いくつかのバージョンをスキップしても問題ありません。
いつでもメンテナンスを再契約してその日から1年(もしくは3年)最新のソフトウェアをダウンロードしご利用いただけます。
フォレストパック・プロは、サーフェス配置、ツリーの配置、およびインポート/エクスポートツール等の高度な機能を持ちます。また、ビルボードツリーと低木、3D樹木と低木、芝生プリセット等の100種を超えるプリセットライブラリーも同梱されます。必要であれば独自のオブジェクトとマテリアル設定をライブラリーに追加する機能も含まれています。
さらに、Forest Pack Pro では、テクニカルサポートの提供、ベータ版へのアクセス、および期間中のアップデートを追加費用無しでご利用いただけます。
フォレストパック・ライトは無償で配布されている機能制限版のフォレストパックです(商用利用可) Forest Pack Proの多くの機能を提供しますが「最大4つの平面エリアのみ使用可」「最大3つのソースオブジェクトのみ使用可」という制限があります。ライト版には作成ツール、フォレストツール、またはユーザー編集可能ライブラリは含まれていません。