PowerTranslatorsPro

PowerTranslatorsProの概要

PowerTranslators Proは、設計・デザインビジュアル化のプロフェッショナル向けソリューションです。

  • 大規模で複雑なCADモデル/アセンブリーをアニメーションしたり、曲面を美しくレンダリングしたい
  • データ変換に無駄な時間を浪費したくない
  • 大規模アセンブリの処理にマルチプロセッサマシンを最大限に生かしたい
  • データを読み込んだ後、Brepのまま修正したりデータを加工したい
  • max標準データの読み込み時間が長くて困っている

nPower社の3dsMaxプラグインは、IntegrityWare社(nPower社の親会社)の開発するハイエンド・モデリングカーネル[SOLIDS++]をベースにしています。 [SOLIDS++]は、NURBS/Solidを同次元でサポートするハイブリッドカーネルで、既に複数のCADシステムのコアカーネルとして利用されており高い実績を持っています。

PowerTranslators Proは完全なNURBS/Solidsカーネルを3dsMaxに組み込むので、読み込んだCADデータを「Brep(Solid/NURBS)のまま」3dsMaxに取り込む事が可能です。ポリゴンに変換されません。(もちろん必要であれば編集可能ポリゴンにも変換可能です。)

マルチスレッド処理に対応しており、マルチプロセッサ/マルチコア・マシンでは大規模なアセンブリをより高速に扱う事が可能です。

さらにTranslaotrs Proは"PowerNURBS/PowerSolidsの機能を全て含んでいます"。必要であれば読み込んだCADデータを3dsMax内でさらに編集を加える事が可能です。(maxで編集したデータをIGES, STEP, SAT, Rhinoで出力してCADに戻す事もできます。)

Power TranslatorsProで読み込んだCADデータをレンダリングする場合、カメラ視野内の誤差範囲(ピクセルレベル)で自動的にテセレート処理されます。その為、モデルの細部にズームインしても非常に滑らかで高品質の曲面を得る事ができます。3dsMaxの豊富なプラグインレンダラーにも対応しており、非常に高品位なモデルビジュアリゼーションを出力する事が可能です。 ネットワークレンダリングも無制限(追加コスト無し)に対応。

Power Translators Proのみの機能

PowerNURBS/Solidsが含まれます - PowerTranslatorsProには PowerNURBS/Solidsが完全に含まれています。完全なNURBS/Solidモデリング環境を持っているので、読み込んだデータを3dsMax内で自由に加工する事が可能です。

ネットワーク分散変換に対応 - 3dsMaxのBackburnerシステムを使う事により、大量のCADデータを複数台のマシンを使って自動変換させる事ができます。

Parasolid、SolidWorksを標準でサポート - Power Translators Proは、IGES, STEP, SAT, Rhinoに加えてParasolid、SolidWorksフォーマットの直接読み込みを標準でサポートします。(Power Translators BasicではParasolid、SolidWorksはオプションです。)

重複面の削除 - 高度な重複面の検出アルゴリズムにより、重複した面を簡単に選択し削除できます

パワフルな面の向き調整ツール - 法線の向きが逆になっているパッチをまとめて自動選択する機能が加えられ、面の向きを簡単に選択し統一できます。

Powerエッジメッシュ - ポリゴン変換後も、見た目上NURBSの時と同じようにクリーンなワイヤーフレーム表示を保ちます。(不必要なエッジは非表示属性にします。なおこのクリーン表示は3dsMax内でのみ有効です)

ポリゴン変換のマルチスレッド化 - NURBSもしくはSolidをポリゴン変換(レンダリング時など)する処理がマルチCPUに対応しており、標準のPower Translatorsと比較して3倍の高速化を実現しています。(NURBS、Solidはレンダリング時に必ずポリゴン化処理が入りますので、巨大なCADデータセットでは特に威力を発揮します)

アセンブリーブラウザー(Basicでも可) - 専用のアセンブリブラウザーを搭載。すばやく目的のアセンブリにアクセスして編集できます。

NURBSキャッシング - NURBSのポリゴン状態を物理メモリではなくハードディスクにキャッシュします。非常に巨大なアセンブリなどを扱う場合に物理メモリ消費量を抑える事が可能です。一度キャッシュを作成すると、ンダリング時のテセレーション化をスキップする事ができるので作業も早くなります。


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