[V-Ray開発中の機能] 新しいV-Ray IPR モードと新しいSSS皮膚シェーダー”VRayALMtl”

ChaosGroupが、現在開発中の IPR モードを使用しているビデオを公開しました。次期サービスパック(もしくはV-Ray 4.0?)に搭載される見込みです。

IPRモードはCPUレンダリング(プロダクションレンダラー)を使ってインタラクティブにプレビュー操作を行う事ができる機能です。
CPUレンダリング(プロダクションレンダラー)なので、ファイナルレンダリングと完全に一致します。またCPUレンダリング(プロダクションレンダラー)全ての機能が利用できます。
なお、この機能はmax2017の新APIを使用しており max2017以降でのみ利用可能です。 最新情報では 2017以前のバージョンでも提供可能との事です。

ビデオは早送りしていません。リアルタイム録画です。

また、ChaosGroupではAnders Langlands氏がArnold Renderer用にオープンソースで開発している “alShaders” を V-Rayに移植しており、VRayALMtlとして最初のリリースが公開されました。(まだSSSの一部機能に限定されますが、これから他の部分も移植が進むでしょう。)
近くMaya版も公開される見込みです。

バイナリデータ (3dsMax 2014,2016,2017、V-Ray 3.40.xx用)はこちらから入手。\3ds Max\plugins\vraypluginsフォルダへコピーしてください。VRayALMtlマテリアルとしてマテリアルエディタに表示されます。
https://ftp.chaosgroup.com/vlado/vray_downloads/vrayalmtl/vrayalmtl.zip

ソースコードは以下のGithubより入手できます。
https://github.com/ChaosGroup/vray_al_surface

ChaosGroupフォーラムでのディスカッションはこちら
http://forums.chaosgroup.com/showthread.php?87304

VRayALMtlはVRayFastSSS2と比較して、スキャッタリングの深度と反射のディテール表現が優れています。

左が Arnold Renderer、右が V-Ray での結果。同じマシンで ARNOLDで 24分30秒、V-Rayで 11分17秒でレンダリングした結果です。
al_spec5_arnold_24min_30s al_spec5_vray_11m_17s

[3ds Max] V-Ray 3.40.02 for 3dsMax マイナーアップデート

34002

ChaosGroupは 先日リリースされました V-Ray 3.40.01 のマイナーアップデート 「V-Ray 3.40.02 for 3dsMax」 をリリース致しました。今すぐChaosGroupのアカウントよりダウンロード頂けます。

主に報告された不具合の修正です。

Build 3.40.02 (official) (14 June 2016)
==============

改良された機能:

(*) VRayDenoiser: VRayVFBの”Separate render channels”機能で分割保存した際に、デノイズで必要なエレメント全てが出力されずにDenoiserエレメントだけが出力されるようになりました。
(*) VRayOSLMtl/VRayOSLTex: テクスチャーサンプリングが高速化
(*) vdenoise.exe: “-abortOnOpenCLError”オプションを追加。ハードウェアアクセラレーション・デノイズがエラーを起こす場合処理を中止します。
(*) vdenoise.exe: “-frames” オプションを追加。指定のフレームもしくはフレーム区間を指定して処理できます。
(*) vdenoise.exe: “-verboseLevel” オプションを追加
(*) vdenoise.exe: “-oclquery” オプションを追加。デノイズに使用するOpenCLデバイスを明示的に指定する事ができます。

不具合の修正:
(*) V-Ray: ライトキャッシュをセカンダリGIエンジンに使用しているシーンで、自己照明を有効にしたマテリアルを使用すると誤ったレンダリング結果が返される問題
(*) V-Ray: V-Ray 3.40.01にてIR+LCの組み合わせでライトキャッシュの”Store direct light”が正常に働かない問題
(*) V-Ray RT: Render Elementsタブの”Elements active”オプションが働かない問題
(*) VRay RT GPU: VRayFastSSS2を使用したシーンで白ドットノイズ(Fireflies)が生じる問題
(*) VRay RT GPU: “Trace reflections”オプションを無効にしてHighlight glossinessが計算される問題
(*) VFB: カラー補正ウィンドウにてスクルロールバーの白い場所をクリックすると1ピクセルだけスクルロールする問題
(*) VFB: ウィンドウ内をスクルロールする場合イメージの表示が壊れる問題
(*) VFB: スクリーンDPIを変更した場合、ツールバーアイコンの大きさが変更されない問題
(*) VRayDenoiser: 白ドットノイズ(fireflies)イメージをデノイズするとアーティファクトを生成する問題
(*) VRayDenoiser: ハードウェアアクセラレーション・デノイザーがプログレッシブ・レンダリングのプログレスバーを妨害する問題
(*) VRayDenoiser: 幾つかのハードウェアアクセラレーション環境で黒い結果が返される問題
(*) VRayGLSLMtl/VRayGLSLTex: __color キーワードが無視される問題
(*) VRayGLSLMtl/VRayGLSLTex: 初期化を有する均一ブール演算子がランダムな値を取る問題
(*) VRayHDRI: ビューポートをシェード/ワイヤー表示に切り替えると遅延が発生する問題
(*) VRayOSLMtl/VRayOSLTex:空のテクスチャーを入力すると値がスキップされる問題
(*) VRayStereoscopic: レンダリングにアーティファクトを生成する問題
(*) VRayTriplanarTex: VRayNormalMap を持っている場合に、バンプスロットに何かを接続するとクラッシュする問題
(*) vdenoise.exe: ネットワークパスが働かない問題

V-Ray for 3ds Maxの詳細はこちらを参照ください

[既知の不具合] 3ds Max 2017 + V-Ray 3.40.01 にてジオメトリ構造が壊れる

3ds Max 2017 (SP1含む) + V-Ray 3.40.01 にて、ジオメトリを作成し V-Rayでレンダリング後にセグメント数等を変更するとオブジェクトが不正な状態になります。
ChaosGroupによると 3dsMax 2017 (SP1含む) 側の問題の様子でautodesk社へ修正手段の情報提供を打診しているとの事です。
修正されましたら弊社ブログにてアナウンスし、こちらの記事も更新致します。

※とりあえず、シーンを保存し再度読み込みすると表示は問題なくなります。

ChaosGroupフォーラムの該当スレッド
http://forums.chaosgroup.com/showthread.php?87571-3dsmax-2017&p=695827#post695827

max2017

V-Ray 3.40 for 3dsMax イメージサンプラー(アンチエイリアス)の変更について

V-Ray 3.40 より “Fixed” および “Adaptive” サンプラーのUIが “Bucket” イメージサンプラーとして一体化されています。
旧 Fixed と Adaptive サンプラーは以下で切り替えます。

fixed adaptive

また Adaptive subdivision サンプラーは 3.40 より(GUI上から)削除されました。なおどうしても利用したい場合は、以下のMaxScriptコマンドでAdaptive subdivision サンプラーに切り替える事ができます。

renderers.current.imageSampler_type=2

adaptivesubdivision

V-Ray 3.40 for 3ds Max [SP4] がリリース!デノイザー搭載で50%スピードアップ!

vray30sp4

ChaosGroupはautodesk社 3ds Max 用のレイトレース・レンダリングシステム「V-Ray」の最新バージョン “V-Ray 3.40.01 (SP4)” をリリース致しました。
このアップデートは既存3.0ユーザー様には無償で提供されます。今直ぐChaosGroup.comのアカウントからダウンロードいただけます。

V-Ray 3.4 for 3dsMax では、新しく「V-Ray Denoiser(V-Rayデノイザー)」を追加。また 3dsMax 2017 を正式サポートしています。

V-Ray Denoiser (デノイザー)

V-Ray 3.40では自動的にノイズを除去する新しいV-Ray Denoiser (デノイザー)機能が追加されました。この機能を使う事で、ある程度ノイズのある状態でレンダリングを終了させる事が可能で、以前のバージョンでノイズが消えるまでサンプルする時間を考慮すると、これまでの50%以上高速にレンダリングを完了させる事ができます。V-Ray Denoiser (デノイザー)は非破壊ワークフローで提供され、ノイズを削減していないRGBパスもこれまで通り出力致します。
またプログレッシブサンプラーを使用する場合、プログレッシブサンプラーの更新に合わせて定期的にデノイズ結果更新する事が可能です。
V-Ray Denoiserはレンダリング完了後にデノイズパラメーターを更新適用する事もできます。
スタンドアロン型のデノイザーexeファイルを同梱しており、アニメーション(シーケンスファイル)のフレームをブレンドさせたデノイズ処理もサポートしています。

3ds Max 2017 サポート

V-Ray 3.4 では 3ds Max 2017 をサポートし、新しい3dsMaxのフィジカルマテリアルも一部サポートしています。またVRayVFBが高DPI表示をサポートし4Kモニタ等でも快適にご利用いただけます。加えて V-Ray RT では3dsMax2017の新機能”マルチタイル”および”カラー マップ”をサポートしています。

V-Ray GPUレンダリングの改良

  • バンプマップへのノイズマップをサポート
  • オルソビュー(orthographic)カメラをサポート
  • V-Ray VFBにGPUメモリ消費量をレポートします

Aerial Perspectiveの改良

  • atmospheric haze(大気による霞)のカラーを任意にセットする事ができます

VRカメラ

  • 縦レイアウトによる左右ビューVR出力をサポート

ライトキャッシュGIの高速化

  • ライトキャッシュにDiffuseカラー要素を格納する事で、ライトキャッシュ使用時のGI計算を15%高速化

V-Ray RT の更新

  • RTレンダーを再スタートせずにレンダリング範囲を変更する事ができます

GTR/ GGXの更新

  • GTR/GGX BRDF + Anisotropy使用時の白ドットノイズ(fireflies) を除去

V-Ray フレームバッファ更新

  • レンダリングが完全に完了したイメージだけをヒストリーに格納するオプションを追加
  • VFBヒストリー格納フォルダのパスを3dsMaxプロジェクトパスに相対的にセットするオプションを追加

その他更新、不具合の修正多数

全てのリリースノートは弊社 V-Ray サポートページ (購入時にemailにて案内、要ログイン)を参照ください。

Grant Warwick氏のV-Ray 3.3サンプラー解説ビデオ

mastering-vrayで有名な Grant Warwick氏が V-Ray 3.3 のサンプラーシステムに付いて解説しています。
(とは言っても複雑な設定は必要ありません。)チューニングは Max Subdivs と Noise threadだけです。

Mastering V-Ray 3.3 Sampling Update from Grant Warwick on Vimeo.

[V-Ray] 3dsMax 2016 にて VRayExposureControl を使う方法

3ds Max 2016 ではV-Rayのフィジカルカメラ機能が3dsMax側のフィジカルカメラ機能と統一された事により、V-RayのフィジカルカメラおよびVRayExposureControlにアクセスできなくなっていますが、以下のMAXScriptコマンドを使うと VRayExposureControlを呼び出す事ができます。(フィジカルカメラへのアクセス方法は以前の記事参考

※なおリクエストが多い為、次のサービスパックではメニューを復活させるそうです。※ V-Ray 3.40.01 より復活しました。

vrExp=vrayCreateVRayExposureControl()
SceneExposureControl.exposureControl=vrExp

exposure

ChaosGroup V-Ray レンタルライセンスが導入しやすくなりました

newrental

V-Ray のレンタルライセンスについては、これまで最低導入ライセンス数(年単位が5,月単位が10)が条件付けされていましたが、こちらが本日より撤廃され、1ライセンス単位で導入いただけるようになりました。

また弊社販売価格を見直し、よりお求めになりやすい価格へ変更させていただきました。

V-Ray 3.0 Workstation ライセンス (Maya / 3dsMax / Nuke)のレンタルライセンス

  • 1年単位 / 1ライセンス 旧価格 ¥73,000 (税別) → 新価格 ¥67,500 (税別)
  • 1ヵ月単位 / 1ライセンス 旧価格 ¥26,750 (税別) → 新価格 ¥22,100 (税別)

V-Ray 3.0 RenderNode ライセンスのレンタルライセンス

  • 1年単位 / 1ライセンス 旧価格 ¥26,750 (税別) → 新価格 ¥22,100 (税別)
  • 1ヵ月単位 / 1ライセンス 旧価格 ¥11,250 (税別) → 新価格 ¥9,100 (税別)

それぞれ 5 ライセンス以上のご購入はさらに割引価格が適用されます。
RenderNode ライセンスで VRay Standalone / VRayBlender がご利用いただけます。

上記は定価です。実際の販売価格に関しては、V-Ray取り扱い店までお見積りください。

V-Rayの案内は V-Ray.jp へ

V-Ray for 3dsMax 3.30.05 マイナーアップデートをリリース。

30305

ChaosGroupは V-Ray3dsMaxのマイナーアップデート「V-Ray3dsMax 3.30.05」を公開しました。
主にこれまで見つかった不具合の修正です。今直ぐChaosGroup.comのアカウントからダウンロードいただけます。

V-Ray3dsMax 3.30.05の変更点:

不具合修正

(*) V-Ray: 特定シーンでZdepthをdeep merge modeにしている場合Alphaチャンネルにアーティファクトが発生する問題
(*) V-Ray: DRサーバーがアニメーションレンダリングで次のフレームを計算しない問題
(*) V-Ray: まれにDRサーバーがライトキャッシュのレンダリング共有を行わない問題
(*) V-Ray: レイヤーマテリアルのレンダーエレメントにランダムピクセルアーティファクトが発生する問題
(*) V-Ray: タイルテクスチャーを非常に低いテクスチャーキャッシュで使用した場合にランダムにクラッシュが発生する問題
(*) V-Ray RT: マットオブジェクトが自身から影を受ける問題
(*) V-Ray RT: ActiveShade中に言語入力を切り替えると 3dsMaxの10進シンボルがポイントに変更される問題
(*) V-Ray RT CPU: 環境マップもしくはDomeライトのテクスチャーで出力ロールアウトのカラー・マップを有効にするとクランプされる問題
(*) V-Ray RT GPU: 非常に長いユーザープロパティの文字列をセットした場合にクラッシュする問題
(*) V-Ray RT GPU: VRayMultiSubTexの”Face material ID” および “Random by Node Handle” が働かない問題
(*) VFB: VFBツールバーからボタンをドラッグするとWindowフォーカスが固まってしまう問題
(*) VFB: Lens Effectsのスライダーでマウスカーソルが残ってしまう問題
(*) VRayClipper: メッシュにMaxScript経由でアクセスできない問題
(*) VRayExtraTex: 読み込んだシーンがV-Rayの古いバージョンで保存されたバージョンの場合、自動的に名前を変更します。
(*) VRayHDRI: 標準の3dsMaxマッピングを使用しない場合、リアルワールドスケールオプションがマテリアルエディタプレビューに影響する問題
(*) VRayInstancer: ThinkingParticlesでクラッシュする問題
(*) VRayGLSLMtl/VRayGLSLTex: ActiveShade中にシェーダーのパラメーターを変更すると CUDA error 700 を出力してクラッシュする問題
(*) VRaySamplerInfo: 整数のスカラー(Integer scalar)モードが誤った結果を出力する問題
(*) VRayScannedMtl: 必要としないShadow Ray を計算しないようにしました。
(*) VRayStereoscopic: Deep出力中にクラッシュする問題
(*) VRayVolumeGrid: Houdiniからグリッド移動の情報が読み込めない問題
(*) vrimg2exr: “Data window”オプションを有効にして16-bit EXR変換すると出力データが壊れる問題

 

[V-Ray] 現物をスキャンして忠実に質感を再現する VRScans サービスを開始

vrscan

ChaosGroupは 実物をスキャンし、物理学的に正確にマテリアルを再現する新しい技術 「VRscans」 をリリース致しました。
V-Ray 3.0 for 3dsMax、V-Ray 3.0 for Maya と組み合わせてご利用いただけます。

詳しくは「VRScans」のページをご参照ください。

1 2 3 4 5 6 7 8 12