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[3ds Max] V-Ray for 3ds Max 次期バージョンの一般ベータを開始!

ChaosGroup は、次期V-Rayバージョン(3dsMax版)の一般ベータテストを開始しました。 V-Ray 3 のライセンスをお持ちのユーザー様はどなたでも参加いただけます。なお動作には次期バージョン(V-Ray Next Beta)専用のオンラインライセンスが必要となります。 正式リリースまでベータの番号が進む予定で、新機能も続々追加される予定です。

ベータ版の注意点

V-Ray Next, Beta 1 for 3ds Maxの新機能および改良点:

V-Ray GPU

高速GPUプロダクションレンダリングにて、Environment fog (環境ボリュームフォグ) および VRscans をサポート

新しいアダプティブ・ドームライト

屋内環境でのIBLサンプルを大きく改善するアダプティブ・ドームライト機能を追加。もはや窓にポータルライトを仕込む必要はありません。

自動露出および自動ホワイトバランス

V-Rayが自動的にシーンの照明を解析し、適切な露出およびホワイトバランスを設定します。

V-Ray フィジカルカメラ

ユーザーからの要求に答え、V-Ray用のフィジカルカメラが復活!より簡単に使えるようにUIが整理され、新しい自動露出および自動ホワイトバランスがサポートされています。

新ヘアーシェーダー(VRayHairMtl2)

メラニン色素パラメーターにより質感コントロールできる新しいヘアーシェーダー(VRayHairMtl2)を実装。従来のヘアーシェーダー(VRayHairMtl)に比較して、より良いハイライト表現、照明の分布でヘアーを表現できます。

スイッチマテリアル

Mayaユーザーには定番のスイッチマテリアル(VRaySwitchMtl)が3dsMaxでも利用可能になります。グレースケールの濃度でマテリアルをスイッチングできます。ランダムなバリエーション表現、レンダーパスの作成等、幅広く活用できます。

V-Rayプラグインマテリアル&テクスチャー

V-Rayスタンドアロン(V-RayMaya)用に提供されているV-Rayネイティブ・プラグインのマテリアル&テクスチャーを3dsMaxでも利用する事ができます。既に50を超えるマテリアル、シェーダーが利用可能です。(V-RayCore用に作成したシェーダーを3dsMaxにポーティングする必要なしに3dsMax上で利用できます)

レンダーエレメント毎のデノイズ

各レンダーエレメントに”Denoise”のスイッチが追加され、エレメント毎にデノイズが適用可能になりました。コンポジティングワークフローでもデノイズが活用いただけます。

V-Ray SDKをアップデート

CPUレンダラーのコンパル環境をより新しい技術(SSE 4.2)を利用できる環境に更新しました。これにより SSE 4.2 を使用してベクトル演算が高速化されます。また IntelR Embree レイトレーシングカーネルを 2.13 に更新しレイトレーシングの交差演算処理がより高速化されています。 ※この更新により次期バージョンのV-Rayでは CPUの SSE4.2 が必須となります。Core i7(i3/i5)、Xeon 55XXシリーズ、AMD FX 以降

完全なリリースノートは弊社V-Ray 3dsMaxのサポートページ(要ログイン)を参照ください。

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