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Pixologic ZBrush 4R8用プラグインページ公開。マイナーアップデートと追加プラグイン

Pixologicは、ZBrush 4R8用のプラグインダウンロードページを公開しました。

http://pixologic.com/zbrush/downloadcenter/zplugins/

なお主要なPixologic公式プラグインは全てZBrush 4R8のインストーラーに含まれているので別途ダウンロードする必要はありません。ZBrush 4R8リリース後にプラグインのアップデートがあるとこのページで配布されます。

さっそく「ScaleMaster 4R8 v2.2」「ZBrush To PhotoshopCC v2.1」にアップデートしていますので、よく利用される方はアップデートしてください。(上書きインストールします。)

また、Pixologicの社員が個人的に作成したプラグインも公開されています。 (以下はZBrush 4R8に含まれていません)

“Ring Master”は、正確にmm単位のリング状のベースメッシュを生成するプラグインです。外部アプリケーションの必要無しにZBrushだけで正確な大きさの指輪やブレスレットのベースを作るのにとても役立ちます。さらにプラグインにはリングの周囲に沿って宝石を並べたり、凹みをつけたり、マスクを生成する機能があります。

 

“NanoTile Textures”は、ZBrushの”ナノメッシュ”, “インサートメッシュ”, “ラップモードでの平面スカルプト”機能を使ってタイリング・テクスチャーを作成するプラグインです。このツールを使ってタイルモデルを作成すると、シームレスに繋がるタイリングテクスチャーマップを簡単に作成できます。テクスチャーはBPRを使ってレンダリングされ RGB、アルベド、アンビエントオクルージョン、法線マップ、バンプマップ、ポリグループID、ハイトマップが生成されます。

 

“Z CNC”は切削(CNCフライス加工)用のモデル生成を助けてくれるプラグインです。プラグインは正確な寸法の材料メッシュの生成、彫刻の深度、切削彫刻向けブラシ設定等を行います。

 

“ZStartup Master”は、ZBrush起動時に実行されるカスタムな”DefaultZScript”を作成するプラグインです。例えばZBrush起動時に特定のモデルを開いたり、特定のブラシを選択したり、特定のSpotLightイメージをセットしたり、特定のZappLinkビューにセットしたりする事ができるでしょう。

 

“PanelLoop Preset”は19の視覚的なアイコンを使ってパネルループ設定を登録・呼び出しする事ができるプラグインです。ユーザーがパネルループ設定を登録すると自動的にアイコンが作成され、後から視覚的に選択する事ができます。

 

“Clean Tool Master”は、複数のサブツールに対して特定のプロセスを適用するプラグインです。例えばモーフターゲットを作成、削除したり、3Dレイヤーのベイク、サーフェスノイズのトグル、Undo履歴の削除等を複数のサブツールに1クリックで適用できます。

 

“ZRepeat It”はZScriptを格納し選択されたサブツール、可視のサブツール、全てのサブツールに対して処理を適用する事ができるプラグインです。このツールで例えば「マスクをクリア」「モーフターゲットを削除」「3Dレイヤを全てベイク」等のサブツールに対する処理を簡単に自動化する事ができます。

 

プラグイン共通のインストール方法:

1. ZBrush 4R8 を終了します。
2. ダウンロードしたプラグインの Zip ファイルを展開します。
3. “プラグイン名_Install”フォルダが作成されますので、このフォルダの「中身」 (‘プラグイン.zsc’ と ‘プラグイン_4R8’フォルダ) をPixologic/ZBrush 4R8/ZStartup/ZPlugs64/ フォルダへコピーします。※1つのzscファイルとフォルダをセットでコピーしてください。
4. ZBrush 4R8を起動します。
5. ZPlugins タブの中にプラグインが追加されているのをご確認ください。
6. プラグインには未知の不具合がある可能性があります。念のためデータを保存してからご利用ください。

ZBrush 4R8 の製品紹介はこちらへ

 

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