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[Mayaプラグイン] FumeFX 4.0 for Mayaがリリース!新ソルバで高速化!

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2016年3月2日付けでSitni Sati社は autodesk社 Maya用の「FumeFX 4.0 for Maya」をリリースしました。FumeFX 4.0では、シミュレーションをより速くより詳細なディテールを達成する多くの新機能を提供します。

新しい FumeFX QCG solverはFumeFX 3.0 solverと比較して高速(およそ2倍)になっています。他のシミュレーション最適化と伴って FumeFX 4.0 はどの旧バージョンより速くシミュレーションを完成させる事ができます。

新しいVorticity[過度]タイプでは、最終的な外観を細くチューニングする事ができる「渦」に対する付加的なコントロールを提供しています。

高度に最適化された Spline Follow force field (スプライン引力)は、スプラインに沿って煙を導く等、旧バージョンでは不可能だったエフェクトを実現します。

ビルトインされた 黒体放射 (Black-body radiation)シェーダーおよび 新しい Oxygen(酸素)供給による燃焼モデルの導入により、炎や煙から物理的に正しい光を放射します。よりリアルで説得力のある炎・爆発アニメーションを達成する為の新しい強力なツールです。

レンダリング時に適用する Sharpning(先鋭化)機能は追加の計算の必要無しに既存キャッシュのディテールをアップグレードする事ができます。

高速なソルバ、高度なvorticity、煙および炎を鋭くする機能、および改善されたキャッシュハンドリングにより、FumeFX 4.0はユーザーがより少ない時間でより多くの詳細なシミュレーションを作成する事を可能にするでしょう。

無償アップグレードについて: 2016年1月1日以降に FumeFX 3.x for Mayaを購入されたユーザー様はFumeFX 4.0 for Mayaに無償アップグレードいただけます。弊社から無償アップグレード案内を差し上げます。(届かない場合は弊社セールスまでお問い合わせいただけますと幸いです。)

FumeFX 4.0 は既に新規・アップグレード版を購入いただけます。


FumeFX 4.0 のスプラインフォースとレンダリング時の先鋭化(Sharpening)を使ったテストアニメーション。グリッドサイズは771x429x214.

FumeFX 4.0 新機能:

  • 新しい 高速な FumeFX QCG solver [旧3.0と比較しておよそ倍高速化]
  • 新しいVorticity[過度]タイプで、渦をコントロールし煙の外観をより細くチューニング
  • シミュレーション中に様々なチャンネルを先鋭化(Sharpening)
  • 新しい酸素供給型の火炎モデル
  • キャッシュの生成を待って Wavelet もしくは Post simulation を実行
  • 無制限に入れ子可能になった N-Sim グリッド
  • Emailによる通知
  • スプライン引力(Spline Follow force)
  • オブジェクトおよびソースの高速な適用
  • Defectorオブジェクトのボクセル解像度および最小のボクセル化
  • OpenVDB サポート
  • エフェクターに3Dテクスチャーマップを入力として使用できるオプションを追加
  • Field3D および OpenVDB インポーターでチャンネル割当をサポート
  • PRT|PDC パーティクルシステム
  • モーションブラーレンダリングをサポート
  • 黒体放射(Black-body)シェーダー
  • VRayのDeepデータ出力をサポート
  • レンダリング時に fire および smoke を先鋭化
  • 最近使用したキャッシュをリスト表示
  • キャッシュのドラッグ&ドロップをサポート
  • 手軽なパス/ファイル名のバージョニング
  • キャッシュファイルの削除をサポート
  • 環境変数”FUMEFX_INI”を使ってFumeFX.iniの場所を任意にセット可能
  • 誤ってキャッシュを上書きしてしまうのを防ぐリードオンリーモード
  • CPUプレビューウィンドウでも影を表示
  • Mayaビューポートで影を表示します
  • プレビューウィンドウサイズを正確にセット可能
  • FumeFX 4.0 では 64-bit Windows/Linux のみサポートされます。

FumeFX 4.0 for Maya 製品案内ページはこちら

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