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[速報]Pixologic ZBrush 4R7 をリリース

z4r7001

[随時更新します。]

Pixologicは ZBrush 4R7 をリリース致しました。
既存ユーザー様は無償アップグレードです。ダウンロードはこちらからシリアルは ZBrush 4R2~R6 と共通です。
(4.0のシリアルではダウンロードが認識しないようです。その場合はsupport@oakcorp.netまでご連絡ください。)
https://pixologic.com/zbrush/downloadcenter/instructions/

※The key provided is for a version other than ZBrush 4 or an NFR.
のエラーが出る場合、サーバー負荷の可能性があります。時間を置いて再度お試しください。

もしくは、弊社ZBrushサポートサイト内のミラーからダウンロードしてください。
サポートサイトのアドレスはZBrushシリアルリクエスト時にご案内しております。

※ネットワークライセンス版は2015年3月26日にリリースされました。

ZBrush 4R7の詳細
http://oakcorp.net/zbrush/features/ZBrush4R7/

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ZBrush 4R7は ZBrush 4シリーズ最後のバージョンとなります。(次はZBrush 5.0) これまでのアップデート同様 0.1 の小数点アップデートですが、多くの新機能を提供しています。実際の所 4R7は 4.x アップデートで最大規模のアップデートとなっています。

ZBrush 4R7 の主な新機能として ArrayMesh, NanoMesh, ZModeler with QMesh があります。これら機能はモデルの初期段階から最終形状の創作全体に渡って役立つ機能です。これら機能はこれまでのZBrushでは不可能だった事を可能にし、ワークフローの多くの部分をZBrushだけで完結させます。

新機能に加えてZBrush 4R7のコアは再構成されました。ZBrush 4R7は 64bitをサポートする最初のリリースとなります。これはマシンパワーを余すことなく利用できる事意味します。今まで以上に巨大なポリゴン数のオブジェクトを扱えるだけでなく、アーティストにより快適な作業環境を提供します。

ZBrush 4R7ベータテスターの作品をまとめたスライドショー

ZBrush 4R7を購入もしくはアップグレードする事で、貴方の”ツールセット”に次の強力な武器が加わります!

  • ZModeler – このスマートなポリゴンモデリングツールは、直感的な操作でモデリングできるように設計されています。以前のバージョンより遥かに簡単でダイナミックに新しい形状を作成できます。ポリゴンの結合、ジオメトリの部分的な消去、高度なパスを使ったパーツの接続等、高度なポリゴンモデリング機能を備えます。さらに最後のアクションも1クリックで繰り返す事ができます。
  • NanoMesh & ArrayMesh – 低ポリゴンのモデルをベースに高密度のメッシュを作成する事ができます。NanoMesh および Array Mesh はオブジェクト上に大量のインスタンスを複製し、数秒でそのインスタンス全体を変更する事ができます。
  • レンダリングの改良 – BPRレンダーシステムはプロシージャルなサーフェスノイズによるディスプレイスメントマップをレンダリングする事ができるよになりました。これによりユーザーはディスプレイスメントマップを加工する必要無しにノイズのディスプレイスメントマップをオブジェクトに適用できます。微細なディテールを持ったレンダリング表現が可能になっています。
  • ZBrush to KeyShot (ZBridge) – ハイパーリアルで高品位レンダリングを行う KeyShot 5 とZBrush をシームレスに接続します。なお KeyShot 5 をお持ちで無いかKeyShotのプロフェッショナル版を購入する程でも無いとの事であれば、ZBrush用の特別な “KeyShot for ZBrush”を購入する事ができます。(※現在直販のみ)
  • 64-Bit サポート – 今回のリリースにはZBrush 4R7 64bit版のプレビュー版が含まれています。より多くのメモリが利用可能になり、より複雑なモデリングと快適な創作環境を提供します。
  • ZRemesher 2.0 – リトポロジー作業はアーティストにとって楽しい作業ではありません。ZRemesherは1クリックで人間が作成したような高度なトポロジーを自動生成する事ができます。ZRemesher 2.0では前バージョンの螺旋問題を解決しています。1クリックで納得した流れができない場合は、カーブを使ってトポロジーのフローを調整する事もできます。
  • FBXのインポート/エクスポート – さらにプロダクションワークフローにZBrushを組み込んでいただけるように、ZBrush 4R7では新しい FBX impot Export プラグインを提供しています。テクスチャー、法線、ディスプレイスメントマップマップ、ブレンドシェイプ、法線に基づいたスムージング情報など様々な情報をサポートしています。
  • その他の追加機能および拡張 – 過去のアップデートと同じようにZBrushのマイナーアップデートは主な機能だけの提供に終わりません。アーティストの生産性と創造力を改善するさらなる多数の変更点を含んでいます。例えば:
    • 最後の操作を、オブジェクトのどの位置でもリピートする事ができます。
    • グリッドに適用した背景画像をオブジェクトへ投影(プロジェクション)しペイントやモデリングのガイトとして使う事ができます。
    • 新しい Cube, Sphere, Cylinderプリミティブを追加
    • 表示部分、シンメトリ半身、非マスクエリア等の中心にトランスポーズラインを自動センタリング機能
    • Tool、SubTool、プロジェクト間をまたいだコピー&ペースト
    • その他多数!

アップグレードのご案内

ZBrush 4R7は既存のユーザー様へ無償提供です。ZBrush 4.0~4R6共通のシリアルでアクティベーションできます。

ZBrush 4R7のインストーラーは「フルインストーラー」のみ提供されます。旧バージョンに同梱されているAuto-Update機能からはアップグレードできませんので注意してください。

インストーラーのダウンロードはこちら: https://pixologic.com/zbrush/downloadcenter/instructions/

※弊社ZBrushサポートページからもインストーラーをダウンロードいただけます。

弊社で購入いただき ZBrush 4.x のシリアルをお持ちで無い場合は、弊社サポート(support@oakcorp.net)まで必ず購入時のユーザー情報を添えてお問い合わせください。

フローティングライセンス版のZBrush 4R7は 3月中旬以降に提供を開始する予定です。なおリリース初期の不具合によっては少し遅れる可能性があります。(一般リリースで安定パッチリリース後に、フローティング版も反映されてビルドされます。)

ZBrush 4R7は既に販売中です。現在パッケージはZBrush 4R6ですが、ZBrush 4R7をダウンロードして直ぐに使う事ができます。お見積りください。

ZBrush to KeyShot Bridge および KeyShot for Zbrush について

ZBrush to KeyShot Bridge および KeyShot for ZBrush は販売代理店では販売できません。PixologicもしくはLuxion社からのWEB直販でのみ当面販売されます。(弊社では販売制限が解除され次第取り扱い予定ではあります。)

KeyShot for ZBrushはデータの入出力が ZBrush to KeyShot Bridge経由に限られたバージョンで、その他はKeyShot HDの機能が全て利用できます。

ZBrush 4R7 の新機能を学ぶ

ZBrush 4R7の新機能は /Zbrushフォルダ / Documentation / ZBrush4_R7_whats_new.pdf で知る事ができます。同じ内容が http://docs.pixologic.com/ で見る事ができます。
(株式会社オークでは日本語版を現在作成中です、ZBrush 4 印刷日本語マニュアル購入者にPDF版を無償で提供致します)

また http://www.pixologic.com/ の ZCrassloom でチュートリアルビデオも公開されています。

ZBrush 4R7の完成に協力いただいた全てのベータテスター、アーティスト、ZBrushCentralメンバー、Pixologicスタッフに感謝します。

Happy ZBrushing!
The Pixologic Team

よくある質問と回答

Q: 64-bit はどこにありますか?
A: ZBrush 4R7をインストールするとZBrush フォルダに自動的に64bit版と32bit版両方がインストールされます。なおWindows版では C:\Program Files (x86)\Pixologic\ZBrush 4R7 フォルダに両方インストールされる点に注意してください。なおライセンスは 32bit/64bit版共通で32bit版でデアクティベーションすると64bit版も動作しなくなる点に注意してください。どちらを使うかはユーザーの判断に任せます。

Q: なぜ 32-bit版を残したのですか?
A: 64bit版を作成するにはZBrushの全コードをオーバホールする必要がありました。その為64bit化の為に書きなおした部分にまだ未知なる「不具合」が潜んでいる可能性があります。Pixologic自身でも全てをチェックする事は困難です。ZBrush 4R7が一般リリースされた事により全世界のユーザーのチェックを受ける事になり、次第に不具合も解決されるでしょう。もし64bit版に不具合が見つかった時、コード変更の無い32bit版では問題の無い可能性があります。なので32bit版も同梱してあります。次の ZBrush 5 では 32bit版のサポートは中止され、64bit版のみ利用可能です。

Q: KeyShotは必ず必要?
A: いいえ。 ZBrush のBPRはまだ健在で、ZBrush 4R7のBPRはさらに機能強化されています。

Q: 既にKeyShot本体を持っていますが、また買い直す必要があるのですか?
A: いいえ。ZBrushとお手持ちのKeyShot本体を1クリックで接続したい場合 “ZBrush to KeyShot Bridge” プラグインのみ購入してください。KeyShot本体をお持ちの場合 KeyShot for ZBrush を購入する必要はありません。もちろん手順が多くなりますが、このプラグインを使わずに OBJ経由でKeyShotに読み込みレンダリングしても良いでしょう。

Q: KeyShot for ZBrushの制限について教えてください。
A: KeyShot for ZBrushは “KeyShot 5 HD” の特別バージョンです。データの入出力が”ZBrush to KeyShot Bridge” プラグイン経由のみという点以外は KeyShot HD と同じです。(OBJなどのフォーマットも一切読み込めません)
なおKeyShot HDと比較してKeyShot for ZBrushのみの特別アドバンテージとして “無制限なレンダリング解像度“が提供されています。

Q: “ZBrush to KeyShot Bridge” プラグインはKeyShot本体に含まれる?
A: いいえ。”ZBrush to KeyShot Bridge” プラグインと “KeyShot”本体は別のライセンスで管理されます。

Q: “ZBrush to KeyShot Bridge” プラグインに KeyShotは含まれる?
A: いいえ。Pixologicオンランストアで購入する場合 “ZBrush to KeyShot Bridge” プラグイン と “KeyShot for ZBrush” の2つを購入する必要があります。同時に購入した時のみイントロダクション割引が適用されます。

Q: イントロダクション割引はいつまで?
A: 終了日はまだ決定していません。これからPixologicで判断します。終了日が決まったら遅くともPixologicは2週間前にはアナウンスを流す予定です。
2015年4月12日に終了致しました。

Q: “ZBrush to KeyShot Bridge” プラグインは古いZBrushでも動作しますか?
A: いいえ。 ZBrush 4R7 でのみ動作します。

Q: KeyShot for ZBrushはPixologicでサポートするのですか?
A: KeyShot for ZBrushは Luxion 社にてサポートされます。

Q: ZBrush to KeyShot Bridge プラグインはPixologicでサポートするのですか?
A: こちらはPixologicにて開発しているプログラムなのでPixologicがサポートします。

Q: Draw Size の Dynamic オプションがON/OFFできません!
A: Shiftキーを押しながらクリックしてください。これは押し間違いするというリクエストが多かったのを反映した物です。

dunamicr7

Q: Mac版でZBrush 4R7が起動しません。
A: ZBrush 4R7はSSE4.1サポートが必須です。お使いのMacのCPUが SSE4.1 をサポートしている事を確認してください。(Core2Duo以降の世代がSSE4.1をサポートしています) また Mac OSX 10.7 以降が必要です。
※ZBrush 4R7 P1 パッチでSSE4.1は必須ではなくなりました。
ZBrush 4R7の動作環境はこちらへ

Q: Mac版でファイルが読み込めません。
A: ファインダーが CoverFlow もしくは Symbols モードではファイルを読み込む事ができません。(これは Qt ライブラリーの不具合)
ファインダーを CoverFlow もしくは Symbols モード以外にセットしてファイルを読み込んでください。

※ZBrush 4R7 P1 パッチで問題は解決されました。。

Q: Standardブラシ等で Curve ストロークにペイントやスカルプトが適用できない。
A: 不具合です。Pixologicによる修正待ち。
※ZBrush 4R7 P2 パッチで問題は解決されました。。

Q: OSX のZBrush 4R7 64bit版で ZSphereのAdaptve Skinの結果が異常もしくはクラッシュする。
A: 64bit版の不具合です。32bit版では問題無いと思いますので32bit版をご利用ください。次のアップデートで修正される予定
※ZBrush 4R7 P2 パッチで問題は解決されました。。

Q: 開いたエッジのCreaseがSubdivision(Divide)で無視される。
A: 不具合です。次のアップデートで修正される予定
※ZBrush 4R7 P2 パッチで問題は解決されました。。

Q: TimeLineを使ったレンダリングが以前のバージョンの様にできない。
A: 不具合です。次のアップデートで修正される予定
※ZBrush 4R7 P2 パッチで問題は解決されました。。

Q: QuickMenueで設定を調整するとフリーズする。
A: 不具合です。次のアップデートで修正される予定。それまではQuickMenueではなく通常メニューから値を調整してください。
※ZBrush 4R7 P2 パッチで問題は解決されました。。

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