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Forest Pack Lite/Pro 4.1.2 正式リリース (3dsMax用スキャッタープラグイン)

Itoo Software社は、Forest Pack Pro の最新バージョン「4.1.2」をリリースしました。
Itoo Software社のユーザーパネルからダウンロードいただけます。(※サブスクリプションが有効なユーザー様のみ)
なお無償のLite版も更新されています。

ノート:
このバージョンではForestライブラリーオブジェクトのプリセットが変更されています。旧Forest 4.0にてライブラリーオブジェクトをXRef(外部参照)として作成したシーンをこのバージョンで読み込むと、Forestオブジェクトが正常に読み込まれないでしょう。これを解決するにはこちらを参照してください。

既知の問題:
V-Ray 3.0 をお使いの場合、Forestマテリアルのベースマテリアルとして3dsMax標準マテリアルをセットするとForestマテリアルはまったく働きません。Forestマテリアル+VRayMtlの組わせで使用してください。なおこの症状はビルボードツリーを使う場合にのみ影響します。

Forest Pack Pro 4.1.2 の主な変更点

– Surface areasに対してDensity/Scaleフォールオフの適用と、境界チェック(Boundary Checking)が利用できるようになりました。(境界判断用の補助スプラインを作る必要が無くなりました。)
– Surfaceパネル >> Randomize Stacked パラメーターを追加。これはスタックしたサーフェスに対して同じXY座標に並んでいるアイテムをランダム化する事ができます。
– Forestのカスタムオブジェクト、Surfaces、Areasを右クリックメニューから選択できるようにしました。
– Displayパネルに”Update All”ボタンを追加。全てのForestオブジェクトを再構築します。
– マテリアルオプティマイザにDiffuseマップの”RGB Level”パラメータを追加。
– V-Rayのモーションブラーをサポート
– V-Ray 3.0 ベータ版をサポート
– 3dsMax 2013用 V-Ray 1.5をサポート
– 3dsMax 2014に対応(インストーラーに2014を追加)
– Transform->Translation の上限値を増加しました。
– Forest Tools でForestオブジェクトを通常インスタンスオブジェクトに変換する場合に Object IDをアサインする事ができます。

ライブラリーの変更点

– Octaneレンダラー、Theaレンダラー用のプリセットマテリアルを追加
– 幾つかのライブラリーモデル(daisy,white clover)のサイズが異常に大きいのを修正。(自然なスケールに修正)
– Laubwerk Plantsのカタログアドオンをサポート
– Forest作成時にForest Creationパネルのライブラリー選択ボタンを右クリックする事で、現在選択しているライブラリーオブジェクトをクリアする事ができます。
– プリセットでマテリアルライブラリーを使用する事ができます。プリセットの各マテリアルは、現在のライブラリーの同じ名前を持ったマテリアルに入替えられます。
– プリセットモデルのデフォルト設定で XRef(外部参照)読み込みを無効にしました。なおライブラリーのXML定義ファイルを手動で編集する事で上書きする事ができます。(xref=1 にします。)
– XRef[外部参照]マテリアルはライブラリーブラウザーの設定に関係なく常にシーンに結合されるようになりました。
– テンプレート(2Dビルボード)は各プラントモデルの単一コピーだけを持つようになりました。(他はインスタンス)
旧バージョンで作成したシーン(テンプレートを使用)をForest 4.1で保存すると自動的に最適化されます。
– シーンにプリセットと同じ名前のForestオブジェクトが既に存在する場合、プリセットのロードでエラーが発生する問題を修正
– ライブラリーの”レベル”にラベルとサムネイルを適用する事ができます。

不具合修正

– アニメーションするV-RayProxyを使用すると、ビューポートの動作が明らかに遅くなる問題を修正。なお効率的な理由でカスタムオブジェクトの変更やアニメーションはデフォルトで自動的に更新しません。この場合Display->Updateボタンを押して手動で更新してください。
– ポイントクラウドのカラーがガンマ補正を反映するようになりました。
– Laubwerkの植物でポイントクラウドモードが正しく機能しない問題を修正
– 内部オブジェクトにForestオブジェクトを入れ子にしている場合にCustom Editモードに問題が出る不具合を修正
– クローンを作成した後に、Geometry->ID Colorが正常に更新されない問題を修正
– “Add Multiple”オブション(Custom Object/Area/Surface)で、スプラインから作成されたジオメトリを選択できない問題を修正
– 1つ以上のエリアで同じスプラインもしくはオブジェクトを使用した場合に、更新されない問題を修正
– オブジェクトが空の時にTree Editorを使用するとクラッシュする問題を修正
– “Bind”オプションを使ったXRefシーンでForestのアイテムを回転させると不具合が発生する問題を修正
– パラメーターとしてSizeを持っているMaxscript機能はすべて、デフォルトのアイテム・サイズとして”0″を使う事ができます。(Custom Objectのみ)
– 追加のカタログアドオンをインストールしている場合、Forestのアンインストーラーがカタログも合わせてアンインストールしない問題に対応
– テンプレートレイヤーからCustom Objectsを直接アサインするとクラッシュする問題を修正
– Ocraneマテリアルコンバーターを使用するとクラッシュする問題に対応

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